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狂い泣きサンダーロード

4月4日(木)

ついさっきまで機嫌がよかったと思えば、夜寝る頃になると、突然大泣きを始める。

理由がわからない。

妻が授乳をして寝かせようとするのだが、それでも泣き止まない。

僕が抱っこして、部屋の中をゆっくりと歩き回るが、むしろ狂い泣きをする。

ま、たいていの場合、僕が抱っこをすると泣くことが多いのだが、それにしても今日の泣き方は尋常ではない。

悪霊にでも取り憑かれたか?というくらい、大泣きするのである。

いつもならば、それでも10分もすれば寝てしまうのだが、今日はむしろ泣き方が激しくなるばかりである。

たいていの場合、抱っこを妻に代われば泣き止むものなのだが、妻に代わっても、狂い泣きは変わらない。

ミルクが飲みたいのだろうか?と思って、ミルクを作って哺乳瓶で飲ませようとすると、激しく拒絶する。ということは、ミルクが飲みたいわけではないんだな。

夕食に何か悪いものでも食べさせてしまったのだろうか?とも考えたが、もしそうだとしたら、吐いたりするはずである。だが、そういう症状はなく、熱があるわけでも、何かアレルギーが起きてるわけでもない。単なる狂い泣きなのである。

するとあれか?便を軟らかくする薬を飲んだから、おなかが痛いのだろうか?

ひどく便秘気味で、しかも便が硬いため、月曜日に病院に行って便を軟らかくする薬をもらって、朝夕に飲ませていたのだ。にもかかわらず、今日は排便していない。ということは、便意があるがうんちが出ないために、おなかが痛くなって泣いてるのだろうか?

お腹をさすってみるが、全く泣き止む気配はない。

テレビをつけてみたらどうだろう?テレビの方に注意が向けば、とりあえず何で泣いているかを忘れて、泣き止むのではないだろうか?

テレビをつけると、最初のうちはテレビの方に注意が向いて泣くのを忘れるようだが、しばらくたつとまた狂い泣きする。

うーむ。打つ手なしか?

「尋常な泣き方ではないね」

「今までこんなに泣くこと、なかったよね」

この夜中に病院に連れて行こうか、という考えが脳裏をかすめる。

「一応、おむつを替えてみるか」

おむつを替えてみてたところ、嘘のようにピタッと泣き止んだ。

ええええぇぇぇっ!!!原因はおむつだったの???

少しおしっこをしていたようだったが、そんな狂い泣きするほどおしっこがたまっていたわけでもない。

それでも、おむつを替えてもらえないことが、狂い泣きするほど気持ち悪かったのかもしれない。

ということで、暫定的な結論ですが、狂い泣きの原因は「おむつを替えていなかったから」に決定したいと思います。

「狂い泣き おむつ替えたら 泣き止んだ」

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