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サラリーマンあるある、いやあったら困る!アーバンジプシー編(その4・最終回)

(その3)からのつづき。

それから暫くして、仕事が忙しくなり、我々は毎日のように午前様です。

そんなある日、O君は、夕方の6時を過ぎたところで職場から居なくなり、10時前に会社に戻って来るという行動を繰り返すようになります。私が不審に思って「お前、会社抜け出して何処行ってんだよ?」と問い質すと、O君は例の如く勿体ぶって「いや〜、コバヤシ君、実は...」と語り出します。「いや〜、実はさあ、仕事ばかりじゃあ身体に悪いんで、新木場の公営プールに泳ぎに行ってるんだよ。その後、腹拵えも兼ねて軽く飲んでから会社に戻って来てるんだよ。」、ちょっと驚いて改めてO君に聞きます「え〜!泳いで来た上に飲んで来てるの!そう言えば、皆んなが帰る時、まだ仕事してるけど、何時頃に帰ってるの?」、するとO君はごく当然という顔をして答えます。「え、何時に帰るって?やあ、大体いつも2時ぐらいまで仕事してるから、寮には帰れないよ。2時になったら応接室のソファて寝てるよ。大体、わざわざ帰ったら往復3時間ぐらいかかるから時間の無駄じゃん!」、コイツ何言ってんの!と思いながら、再度聞き返します「えっ、お前、寮に帰ってないの?着替えとかどうしてるの?」、O君が答えます「プールで泳いだら、シャワーを浴びて着替えるから清潔だよ!その後、飲んでリフレッシュするから、仕事もはかどるしね。合理的だろ!」と、さも当たり前のように話ます。そのうち、O君は会社に寝袋まで持ち込み、毎日のルーティンをきちんとこなしながら、数ヶ月に渡って会社に住むことになります。私が、お前おかしくないか?と何度いっても、こんなに合理的な生活は無い!と言って、取り付く島も有りません。

さすがアーバンジプシーのO君、と言う他有りません。それにしても、今思い返すと、当時、会社で暮らすO君を咎める人は誰もいなかったように思います。20年以上前のことでは有りますが、まだおおらかな時代だったのでしょうか。

そんなO君は、今、グループ会社に出向して博多で働いています(ちなみにO君は、東北、福島の出身なので念の為)。この数年、O君には殆ど会うことは有りませんが、たまには2人で飲みに行きたいような気もします。多分、途中で面倒くさくなるのは目に見えていますが。

かなり長くなってしまい、すいませんでしたが、今回のサラリーマンあるある、いや、あったら困る、アーバンジプシー編、いかがでしたでしょうか?

まあ世の中にはこんな奴も何食わぬ顔をして働いているんだなあ、と思って貰えれば。

ということで、あまり無理はしないように、くれぐれもご自愛下さい。

それでは、またそのうち。

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