アレが刊行されました
5月31日(金)
例のアレが、ついに刊行されました!
現物が我が家に送られてきたのは5月の最終日でしたが、5月の大型連休前には納品されていたようです。それがなぜか、延び延びになって、ようやく手元に届いた次第。
本来は3月末に刊行されていたはずなんだけれど、多少の遅れはご愛敬である。
手に持つと、ずっしりと重い。なんたって、B5の判型で647頁もあるんだから。
よくまあ、あの無茶なスケジュールで、完成までこぎ着けたものである。執筆者5人と編集担当者1人で、647頁を担当したのだから、平均すると一人あたり100頁以上は担当していることになる。
しかも、通常の本以上に、校正がやたらと面倒くさいのだ。
無茶なスケジュールに加え、過重な負担を強いるような執筆方針であったにもかかわらず、なぜ、ほぼ計画通りの時期の刊行にこぎ着けることができたのか?
それは、執筆者がみな、「筆の速い」人ばかりだったからである。
業界でも1,2を争う、「筆の速い」人たちばかりが集まったのだった。
かくいう僕も、「原稿ため込み党」の党首でありながら、実は意外と筆が速い。書き始めるまでは時間がかかるのだが、書き始めると、たぶん筆が速いのだ。
ふつうだったら、このスケジュールでこれだけの分厚くて校正が面倒な本が刊行されるはずはない。
だから、言っときますよ。これがふつうじゃありませんから!ふつうはもっと、時間がかかるものなんですよ!
このスピードを基準にして、仕事を依頼してはいけませんよ!このスピードで仕上げようとしたら、ふつうならば体を壊します(現実に、僕を含めた3名が、体を壊しました)
これは、口を酸っぱくして言っておきます。
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