「西の町」のイベント
12月1日(日)
西の町のイベントが、無事に終了した。
結果的には、大成功、といっていいだろう。
地元の人たちを中心に、100人以上のお客さんが集まってくれた。午後1時から5時まで、途中で席を立つ人もなかったようである。
会場の設営や受付は、地元のボランティアの方たちがすべてしてくださったので、こちらがイベントの進行にのみ力を注ぐことができたことも、このイベントがスムーズに進んだ理由の一つである。また、地元の大手企業が、会場をこころよく提供いただいたことも、このイベントに弾みがついた。
登壇者の話はいずれも中身が濃く、わかりやすく、おもしろい内容だった。もともとハイライトシーンだけをつないだ名場面集というコンセプトで企画したので、関心のある人にとってみれば、おもしろくないはずはない。
唯一の難点は、僕の司会進行ぶりである。
我ながら、今回の僕の司会進行は酷いものだった。アンケートにも「よく聞き取れなかった」と書いている人がいたが、自分でも、それは自覚していた。もともと、滑舌があまりよくなく、話術にたけているわけでもないので、こればかりはどうしようもない。しかも年齢ととも劣化しているような気がする。上岡龍太郎が55歳で引退した気持ちがよくわかる。まあ、自分の限界がわかっただけでも、よしとしよう。
僕の任務は、「このプロジェクトに参加した人が、参加してよかったと思ってもらえること」なので、その点がうまくいきさえすればいいのである。そのための段取りを組むことが、僕の役目である。
僕以外は、その道の一流のプロフェッショナルの人々で、しかもそれぞれジャンルが異なる。それぞれのジャンルで活躍する一流のプロの人たち、しかも、ふだんは顔を合わす機会などない人たちが、このプロジェクトのために力を合わせることで、予想もしなかった発見をする、というのが理想である。そしてこのプロジェクトは、その理想に近づきつつある、と思う。
花火のように打ち上げた今回のイベントは、半日という一過性のイベントとしてはひとまず成功裡に終わったが、今後もさらに手に負えないような大きなイベントが控えているような気がする。
たった半日のイベントをやっただけで、肉体的、精神的にこれだけ疲労するのだ。そう考えると、今後のことは気が重い。
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