カミコウセン
2月13日(木)
昨晩、1歳10カ月の娘をお風呂に入れようとしたら、
「イナナイ!」
と、大泣きして全力で拒否された。「全力で」というのは、床に寝っ転がってテコでも動かない、っていうやつである。
「イナナイ」とは「いらない」という意味で、つまりは「イヤだ」ということである。
なんとか強引に服を脱がせようとするが、断固として拒否している。これ以上強引にコトを進めたら、虐待になってしまう。
日中の保護者会で、だいたいどこの家庭でも、これくらいの時期は「父親のいうことを全力で拒否する」ようだから、仕方がないといえば仕方がない。
だが、妻が仕事の都合で帰りが遅くなるので、妻の帰りを待ってお風呂に入れてもらうには、時間が遅すぎてしまう。
泣き止むまで5分ぐらいほうっておいて、あきらめて
「もう寝るか?」と娘に尋ねたら、
「オクロ入る」
という。「オクロ」とは「お風呂」のことである。
どないやねん!なんという変わり身の早さだ。
「イヤだイヤだ」といいながら、ある瞬間に態度を180度変えるのが、この時期の特徴でもある。
何日か前から、「カミコウセン」という言葉を口にするようになった。
「カミコウセン!カミコウセン!」
「カミコウセン見たい!」
カミコウセン、って何だろう?
『蟹工船』?まさかね。
紙風船のことかな、と思った。家には、もらった紙風船があって、以前はそれでよく遊んでいた。紙風船のほうを指さしてみるが、どうも違うようだ。
妻も、同じ言葉を何度か聞いていたようで、やはり不思議がっていた。「カミコウセン見たい!」って、何だろう?、と。
今日ついに、その意味が判明した。
今朝、娘が「カミコウセンへようこそ!」と言ったらしい。
そこで妻はピンときた。
Eテレの「おかあさんといっしょ」で、たまに「ファミリーコンサート」を放送することがある。うたやたいそうのおにいさん、おねえさんたちが、地方に出向いてコンサートをする模様を放送する回である。
そのとき、うたのおにいさんやおねえさんが最初に言うセリフが、
「ファミリーコンサートへようこそ!」
なのである。
つまり「カミコウセン」=「ファミリーコンサート」なのだ!
そんなもん、わかるか!!!
ただ、よくよく考えれば、理にはかなっている。「カミコウセン」の「カミ」は、「ファミリー」なのだ。
ちょうど「おふろ」が「オクロ」に変化するように、「ファミリー」が「カミ」に変化したのである。いずれもh音(もしくはf音)がk音に変化している。
これを言語学では、「音韻対応の法則」という。
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