胃腸炎
先日の日曜日の未明から、娘がウィルス胃腸炎になった。
僕は先週の土曜日から火曜日にかけて、絶対に休めない仕事が続いた。
土日は、「西の町」での仕事。
月曜日は、都内で終日会議。
火曜日は、職場で終日会議。
なんとかここまでは乗り越えた。
娘につきっきりだった妻も、胃腸炎がうつったらしく、数日前から食べ物を受け付けないらしい。
このテの病気はウィルス性なので、僕の母や、義理の母に来てもらって手伝ってもらうというわけにもいかない。年寄りに感染すると重症化する可能性もあるからだ。
今日もまだ、娘の調子が戻らないので、小児科のお医者さんに連れていった。
「吐き気があるようだったら、吐き気をおさえる座薬を処方しますから、まず座薬を入れて下さい」
「はい」
「で、40分くらい経ったら、座薬が効いてきますから、水をコップ4分の1くらい飲ませて、吐かないようだったら、スープの上澄みをのませてみて下さい。あとは、粉薬の整腸剤も処方しますので、飲ませて下さい。粉では飲みにくいので、水をほんの一粒混ぜて、団子状にして飲ませて下さい。ヨーグルトなどに混ぜると、今度はヨーグルトのせいでお腹を下しますから、ヨーグルトには混ぜないで下さい」
「わかりました」
「吐きそうな感じがしなかったら、よく煮込んだおじやか、よく煮込んだうどんを食べさせて下さい」
「はい」
お医者さんは、噛んで含めるように言った。
僕は家に帰り、言われた通りに、スープを作り、おじや、というよりおかゆを作って、娘に食べさせたのだが、娘は、スープの上澄みをひとくちすするなり、
「辛い!」
と言った。
味を見てみると、たしかに大人の私にとってもちょっと辛い。
というか、もう「辛い」という感覚がわかるのだな。僕は娘が短期間で次々と言葉やその言葉に付随する感覚を身につけていくことに、驚いたのである。
おかゆはまあまあ食べたので、食欲はいくらか回復したのかも知れない。
いまのところ、かろうじて僕だけが持ちこたえているが、さてどうなるか。
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コメント
マスクがない。
今週中にどうしても入手しなければならないのだ。
でも、どの店を回っても売り切れだ。
周りにマスクなんかしている人など少ないのに、一体、誰が買っているんだ。
もし、都会で大勢の人がマスクをつけているとしたら、上のブログ記事だって
「嗚呼、マスク狂想曲!」
みたいなタイトルになっているはずだが、
家族同士で感染しあっているんだから、当然、マスクなんかしてないのである。
それにしても、マスクがない。
家にあるのは、棚の奥に死蔵されていた2011年製の花粉用マスクだけ。
あれ? 花粉症でないのに、何でこんなん買った?
それはともあれ、
これでは、あのウィルスに立ち向かえない。
トイレを勤勉に実施すれば何とかなるのか。
旅立ちは、近い。
投稿: 新型コブナウィルス | 2020年2月 6日 (木) 22時49分