メール生活
4月10日(金)
在宅勤務5日目。コロナ鬱の日々。
うちの職場は、今日もまだZoomを導入しておりません!
ま、Zoomを導入したところで、本当に会議に使うのかどうかはわからないのだが。
なので在宅勤務ではもっぱらメールでやりとりをしている。
うちの職場の職員さんたちも、シフトを組んで、徐々に在宅勤務に移行しているようである。
今日、仕事関係で届いたメールを数えてみたら、30通くらい来ていた。これは私個人宛てに来たメールのみの数で、職場全体の一斉メールを入れると、もう少し多くなる。
こちらから出した仕事のメールは、返信も含めて18通くらいだった。この数が、多いのか少ないのか、よくわからない。
こちらからお願いのメールを書いたり、逆に判断を仰がれて細かく指示したりするメールがほとんどなので、一通あたりの分量が長い。得意の「クドいメール」なのである。
仮に1通に平均10分かけて書いているとしたら、18通書くのに3時間かかることになる。いや、いろいろと考えたり文章を練ったりしながら書くので、10分では書けないことが多い。仮に平均20分かけて書いているとしたら、6時間かかることになる。つまり、メールを書いているだけで、勤務時間のほとんどが費やされてしまうのだ。メールに添付する資料を作ったりしていると、さらに時間はかかる。
こちらの近況を伝えても大丈夫かな、という仕事の関係者には、用件のついでに、ひと言ふたこと、近況を伝えたりもする。そうすると、相手からもちょっとした近況が伝えられたりする。
ある仕事の関係者は、パートナーの方の職場の建物で謎の発熱をした人が何人も出て、ひょっとしたら新型コロナウィルスに罹っているかもと思っても検査をしてもらえないのでわからず、とりあえず自宅待機をすることになり、自分も用心して自宅待機をしているのだが、家の中でパートナーとの距離を2m以上保とうと思っても、2メートルより近寄ってしまうし、ついついでかい声でしゃべってしまうし、マスクもつい忘れてしまって、困ってしまう、といった近況を報告したり、
また別の仕事の関係者は、自分の義理の息子が大きな病院で医者をしているのだが、4月からコロナウィルスの感染者の対応をすることになり、とても心配だ、という近況を報告したり、
また別の仕事の関係者は、自分が住んでいる県は、まだ感染者がゼロなのだが、みんなはもう絶対いるはずだと思い始めており、「ただでさえ寂しい通りが、全く人が通らない状態です」と近況を報告してくれた。ちなみにこのメールを受け取った数時間後、その県で初めての感染者が出たと報道された。
まあそんなこんなで、ひと言ふたことの近況の端々からも、新型コロナウィルスの恐怖がひたひたと忍び寄ってくる様子が伝わってくるのである。もう、自分だけは関わりがないなんてことは、誰も言えないのだ。
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