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連休前の追い込み

5月1日(金)

明日から連休に入るということもあって、今日は一日中、職場からのメールの対応に追われた。午前9時頃から夕方6時頃まで、ひっきりなしに来るメールを開いては、そのたびに細々とした案件に対する判断を行う。連休明けに、本社に提出しなければならない書類があり、それで大わらわだったようだ。

うちは、でっかい親会社Aの下にある本社Bの、さらにその下にある支社Cにあたる組織で、さらにその中にいろいろな部局があるのだが、僕はその部局Dで、いろいろな判断を任されている役回りである。

たとえば、親会社に書類を提出する場合、本社が支社の分をとりまとめて提出するので、支社はまず、本社に書類を提出しなければならない。本社は本社で、親会社に提出する前に、それをチェックして、各支社に書類の改善点を指示し、各支社はそれをふまえて書き直す。さらに書類の作成や修正には、関係する社内の各部局があたることになる。

親会社に提出する期限が決まっていると、それに合わせて、支社が本社に提出する期限も自ずと決まる。本社は支社の書類の書き直しを命じたりするから、親会社への提出期限に間に合わせるためには、実際には相当前の段階に支社の書類を完成させ、それを本社に提出しなければならない。その締め切りが、どうやら大型連休明けなのである。そのためには、連休前までに、関係する部局ごとに書類をととのえて、支社全体でとりまとめを行わなければならない、と、こういうわけなのである。

この国のあらゆる組織は、どんな天変地異が起こっても、基本的には平時の論理を変えないという姿勢を貫いているので、たとえ職場が在宅勤務で混乱していようとも、お上は通常の対応を求めてくるのが常なのである。

さすがに今回のような非常時には、それを貫き通せないだろう、と思っていたのだが、不思議なもので、上層だけではなく、われわれのような末端の組織でも、ルーティーンをできるだけ維持しようと努力するのである。たとえていえば、形状記憶合金といったらよいか。あるいは低反発枕か。ナンダカヨクワカラナイ。

ばたばたとしたが、なんとか、連休前にやっておくべき仕事はひとまず終わったようである。こっちは一日中ノートパソコンにはりついていたから、夕方には目がしょぼしょぼしてしまった。

目を休ませるために少しばかり遠くの景色を見ようと、夕方にベランダに出てみたら、風が心地よかった。

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