« まったくやる気が出ない | トップページ | 上映会 »

口元を噛まれる

「あなたが噛んだ小指が痛い」

なんて歌を知ってる人、古いねえどうも。

2歳4か月(もう少しで5か月)になる娘が、夜になると大泣きする。

「イヤイヤ期」というのは覚悟していたが、ここまで激しいとは思わなかった。

少し前までは、僕がだっこをして寝かしつけることができていたのに、ここ最近は、僕がだっこをして寝かしつけようとすると、断固として拒否する。

「あっちへ行って!」

と、ものすごい形相でにらむのである。

まるで、父親を毛嫌いする思春期の娘のような表情である。こんなことがずっと続くのかなあ。

娘は母親のほうにだっこしてもらいたいようなのだが、朝から働きづめの妻には、寝かしつけるためのだっこが相当な負担である。

見かねて、僕が娘をだっこすると、信じられないくらいに暴れまくる。

「やめて、いたい!いたい!あっちへ行って!」

それでもだっこをし続けていると、今度は暴力を振るう。両手を使って僕の顔をバンバン殴り、かけていた眼鏡を落としたりする。

それでもじっとこらえ、だっこし続けていると、さらに泣きわめく。

そしてついに、

ガブリッ!!!

と、僕の唇の右下あたりを噛みやがった!!

イテテテテテッ!!!

だっこしている俺は娘を虐待していることになるのか?それとも俺は娘に虐待されているのか?

なんだかよくわからなくなり、とうとう僕は観念して、娘を下ろした。僕がだっこをしたのは逆効果だったようだ。

翌朝、娘が、唇の右下あたりを指さして、

「パパ、ここどうしたの?」

と聞くので、鏡を見てみると、真っ赤になっているではないか!!!それもかなり目立つ傷になっているぞ!

「あんたが昨日噛んだんだよ!!」

と言っても、まったく覚えていない様子。

こんな目立つ傷で職場に行くのはイヤだなあ、と思っていたが、考えてみれば、対面のときはマスクをしているので、口元の傷を誰に見られることもない。

こういうのを不幸中の幸いというのだろうか。よくわからない。

|

« まったくやる気が出ない | トップページ | 上映会 »

育児」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« まったくやる気が出ない | トップページ | 上映会 »