4つの会議とイベント準備
9月15日(火)
毎週火曜日は、会議日である。とくに第三火曜日は、重要な会議の日である。
午前中に1本、午後に2つの会議と1つの打ち合わせ。つまり午前10時から午後5時過ぎまで、お昼休みを除いて会議漬けだったのである。
その合間にも、さまざまな案件が押し寄せてくる。そのたびに判断を迫られたり、調整を迫られたりする。まったくこの世は針の筵である。
3つの会議のあとに行われた打ち合わせでは、社長を含めた数名によるざっくばらんな意見交換がおこなわれる。
「本当はこういう話は、ビールでも飲みながらやるといいんですけどね」
と、打ち合わせに参加した同僚の1人が言った。
じょ、冗談じゃない。俺はその種の飲み会が苦手なのだ。できればこの種の打ち合わせも、勤務時間中にしらふでやっていただきたい。
不謹慎な言い方かもしれないが、コロナ禍になってほとんど唯一よかったことは、この種の仕事上の飲み会がなくなったということだ。
いや、平時においても、ここ最近は飲み会に極力出ないことにしていたのだが、コロナ禍となり、飲み会に出ないことに後ろめたさを感じる必要がなくなったのは、精神衛生上にもよい。
打ち合わせが終わったのが5時過ぎで、さあそれから、来月16日(火)に始まるイベントの準備である。
目下のところ、順調に遅れております。
イベントのカタログは、今週中に校了になる見込みだが(それも不安)、イベント会場に設置するパネルの原稿が、圧倒的に遅れている。
見かねて、自分の担当以外の箇所のパネルも校正することになったのだが、後ろに行けば行くほど、入稿が遅れている。
「これ、初校ですか?」
「ええ」
「僕が担当している最初のほうは、もう3校ですよ?」
「ええ。でも後ろのほうはまだまだなんです。まだ入稿していない原稿もあります」
「ええぇぇぇっ!!!???」
言われてみれば、最後のほうのパネルの校正はまだ来ていない。つまりいまだにイベントの全貌がわからないのだ。
校正をやりますよ、とひきうけたものの、自分と関係のない担当の、しかも初校を見るというのは、かなりたいへんである。これが2校や3校だったら、一つ前の校正と照らし合わせればよいのだが、初校は、元のデータにいちいちあたらなければならない。ま、あたりまえのことだが。
4つの会議を終えたあとなので、もうほとんど頭が働いていないのだが、最後の力を振り絞って校正に集中する。
気がついたら3時間以上も過ぎていた。
「すみません。もうさすがに帰らなければいけないので」
と担当の職員さん。途中になってしまったが、おおかたの校正は終わったので、あとはイベント代表者にお任せすることにして、僕もひきあげることにした。
もうヘトヘトだが、最後は、家に帰るという大仕事が待っている。なにしろ車で2時間以上もかかるのだ。
今日の教訓は、いくら仕事で疲れても、帰りの体力を残しておかないといけない、ということである。
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