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いきなり!会議

10月6日(火)

そういう役回りのせいで、最近は「いきなり!ステーキ」ならぬ、「いきなり!会議」というケースが多い。

先々週の金曜日(9月25日)だったか、廊下を歩いていたら社長に呼び止められて、

「月曜日の午後、代わりにオンライン会議に出てくれへん?」

と言われて、

「はあ」

と答えた。

その会議というのは、職場の中の会議ではなく、複数の会社が集まって話し合う会議のようなのだが、まったく中身を知らされていない。

しばらくして、会議用の資料がメールで送られてきたのだが、そこに書かれているポンチ絵を見ても、何のことやらいっこうにわからない。

(う~む、困った)

で、会議当日(9月28日)。

1時間ほどの会議だったのだが、結局最後までよくわからず、一言も発言せずに終わってしまった。

そして昨日の晩。

家に帰ろうと思った矢先に、同僚が来て、

「明日の午後、申し訳ありませんがオンライン会議に出てください」

という。

「情報システムのリプレイスについての会議なんですが、そこでうちの会社の立場から発言してください」

ええええぇぇぇぇっ!!!??

「情報システム」とか「リプレイス」とかって、俺がいちばん苦手なやつじゃん!

一体何を話せばいいのだ?

「お役に立てるかなあ」

「大丈夫です。『わからない』ということを発言してもらえればいいです」

なんじゃそりゃ?ま、それも大事なことだ。

そして当日。

聞いたことのない横文字が延々と飛び交う会議の中で、僕はなすすべもなくボーッとしていた。

(今この状況で、鬼瓦さんはどう思いますか?と聞かれたら、何と答えればよいのだろう?)

議論の内容がまったくわからない。

僕に参加を頼んだ同僚が、さすがに見かねたらしく、2回ほど、僕に話を振ってくれたので、それらしい意見を言ったのだが、何しろコンピューター用語が飛び交う会議で、自分の稚拙な発言がどれほどの意味を持っているのか、よくわからない。

こんなんでいいのかなあ、と思う今日この頃である。

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