音声収録
10月15日(木)
病院に定期診察。
診察は半日がかりなので、ふだんなら職場に行かないのだが、この日は、夕方に仕事が入った。
数日前、いまうちの職場で開催しているイベントの代表者の同僚が、
「木曜日の夕方、空いてますか?」
「木曜日ですか…。病院に行くんですけど、夕方ならば職場に行けないことはありません」
「イベントで、音声ガイドが必要なんじゃないかと盛り上がってしまいまして、急遽音声ガイドの収録をおこなおうかと」
「音声ガイドですか?」
ああいうのって、プロに頼むんじゃないの?南部広美さんとか、堀井美佳アナウンサーとか。…ま、僕の好きな語り手だけど。
「お願いします」
「わかりました」
ということで、音声ガイドの収録を急遽することになったのである。もちろん、原稿は自分で作り、自分で読むことになる。
診察をする病院というのは、自宅と職場の中間あたりにあるので、診察が終わったらそのまま職場に向かうことができる。ま、かなり体力的にはつらいのだが。
診察が2時過ぎに終わり、これならばなんとか夕方に間に合うだろうと、車で職場に向かった。
すると、途中でイベントの代表者の同僚から連絡が来た。
「ごめんなさい、間違えてました。音声ガイドの収録は、今日の夕方ではなくて、明日の夕方です!!」
ええええぇぇぇぇっ!!!もうだいぶ来ちゃったよ!!
仕方なく自宅へ引き返したのであった。
10月16日(金)
今日も朝から忙しい。
午前10時から会議があるのだが、会議でスムーズに承認されるための対策で、9時前に出勤して打ち合わせ。なんとか会議では原案通り承認されて一安心。
午後からも打ち合わせが一つあり、その合間にも書類作成など。あっという間に夕方になった。
夕方から、いよいよ音声ガイドの収録である。
イベント会場で収録した方が臨場感がある、という同僚の提案で、会場でおこなうことになった。
ふつう、音声ガイドって、一人が全部をナレーションすると思うのだが、担当者が、自分の担当のところに音声ガイドをつける、ということらしい。これって、聴いてる人からしたら、どうなのだろう?煩わしく感じたりしないだろうか?と思ったが、まあそれで進めるというのだから仕方がない。
あらかじめ原稿を作成してきたのだが、問題は、どんなトーンで喋るか、である。
考えたあげく、「大竹発見伝 ~ザ・ゴールデンヒストリー~」風で喋ろうということに決めた。ま、わかる人だけがわかればよろしい。
音声ガイドは、いずれネットで公開されるようである。はたして、僕の語りが「大竹発見伝 ~ザ・ゴールデンヒストリー~」風になっているかどうか、乞うご期待!
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