リクエスト曲がかかりました
11月17日(火)
今日は朝から夕方まで、重い会議がビッシリで、憂鬱なことこの上ない。
今日の唯一の楽しみは、お昼のラジオである。
都内のある区のコミュニティーFMで、僕の知り合いのパーソナリティーが、うちの職場のイベントを紹介してくれることになっていて、しかも、僕のリクエスト曲がかかることになっているのだ。
放送時間は、ちょうど会議と会議の間の、お昼休みの時間である。しかもイベントについての話題と、僕のリクエスト曲がかかるのは、12時台の前半だと、あらかじめ聴いていた。
前回も書いたが、パーソナリティーに、「リクエスト曲の候補を3曲くらいあげてください」と言われたので、考えた末、このブログの「音楽」というカテゴリーで取り上げたことのある曲をリクエストしよう、と決めた。
まず、キム・グァンソクとか、韓国のミュージシャンの歌は、たぶん放送局に音源がないだろうから、ボツ。ましてや、僕が「タイのBEGIN」と勝手に呼んでいる Calories Blah Blahの歌なんて、あろうはずもない。
それから、インストゥルメンタルの曲も却下。
洋楽は、自分の知識のなさが露呈するから却下。
いま流行の曲も、自分の身の丈に合わないから却下。
「おかいつ」の曲も却下。
あとは、ベタでもなく、かといってまったくマイナーというわけでもなく、そこそこ知られていて、自分の青春時代の曲で、FMっぽい曲で、放送局に音源がありそうな曲、と言うことで、長考に長考を重ねた末、3曲を選び、パーソナリティーにメールした。すると、
「リクエスト、承りましたー!どれがかかるかは、お楽しみに」
と返信をいただいた。
さて翌日の今日、いよいよ自分のリクエスト曲がかかる時間である。ドキドキしながら聴いていると、
「鬼瓦さんからのリクエストは、この曲です」
とかかった曲は、僕がひそかに第一希望と考えていた曲だった!いやあ、よかった。
実はこの曲の背景には、いくつかの語るべき物語(というか蘊蓄)があるのだが、パーソナリティーは、それを過不足なく解説してくれた。
Twitterのハッシュタグタイムラインを見てみたら、どちらかといえばマイナーなこの曲に、常連リスナーの人たちが湧いていて、
「どうだい、俺の選曲眼は!俺のセンスも捨てたもんじゃないだろう!」
と、すっかり気分がよくなったのであった。
だが結論として言えることは、リクエスト曲を決めるのは、そうとうに疲れる作業だ、ということである。
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コメント
「夢の中で会えるでしょう」 キングトーンズに捧ぐ。
https://note.com/takano_hiroshi/n/nb03f71ee4b05
わたくしめは「虹の都へ」の方で。
投稿: おっと、コブギれーしょん | 2020年11月19日 (木) 07時14分