贅沢な時間
11月26日(木)
今日も朝から夕方まで途切れなく仕事が続いた。
まず、朝一番で、ある相談を受け、トラブルシューティングの役をやらされる羽目になる。最近、こんなことが多い。
11時から13時までは、他社の仕事仲間がわが社にやってきて、今後の打ち合わせ。
15時から2時間ほど、重要な打ち合わせ。
これだけでヘトヘトなのだが、しかし今日は、僕の中でもう一つ、大きなイベントがあった。
うちの職場で絶賛開催中のイベントでは、最後に、ある方のビデオメッセージが流れるのだが、そのビデオメッセージをしていただいたご当人が、うちの職場のイベントをご覧にいらっしゃるというのである。
僕は、テレビでその方のインタビューをよく見ていたし、その方のご本も読んでいて、すっかりその人柄に魅了されて、ファンになっていた。だが、このイベント用のビデオメッセージの撮影には立ち会えず、悔しい思いをしていたところだった。今日、職場にいらっしゃるという話を聞いて、なんとしてもご挨拶して直接お話ししたい、と願っていたのである。
そしたらあーた、その方が13時半にいらっしゃるというではないか!ちょうど、打ち合わせと打ち合わせの間の、空いた時間である。
僕は同僚と一緒にその方を玄関でお迎えし、応接室で社長ともどもしばらく歓談と相成った。
僕は、ちょっとご挨拶ができただけで十分に満足だったのだが、
「鬼瓦さん、この後、イベント会場で担当部分を(その方に)説明してください」
と同僚が言うので、イベント会場までご一緒して、自分が担当した部分について、その方にマンツーマンで解説することになった。
こんなご時世なので、大きな声で解説はできず、周りのお客さんに迷惑をかけないように小声で解説をした。
その方は、僕の拙い説明に、その都度感心してくださり、その柔らかな物腰とお人柄に、さらに魅了されたのであった。
20分ほど解説をして、次の同僚にバトンタッチした。
気がつくと14時半。1時間ほどの、短いながらも充実した時間を過ごし、イベント会場を後にした。
夜、その方から、
「今日は、本当にプロに解説をしていただいて、贅沢な時間を過ごさせていただきました。本当にありがとうございます!私も、今回学んだことをこれからしっかり生かしていきたいと思います。」
と、本日の関係者宛にメールをいただいた。
贅沢な時間を過ごしたのは、こちらの方である。
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