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怪音

仕事が終わり、自宅マンションに帰宅すると、郵便受けに1枚の紙が入っていた。

「【至急】朝・夜の機械音について

先月以降、朝6時以降、あるいは夜9時前後に、「トントントン」という機械音、金づちをたたくような音が上階から響いてくる、との苦情が多数の方々からいただいております。回数が以前よりも増えており、不安を感じている方もいらっしゃいます。

音は短いときには30秒ほど、長く続くときもありますが、一定のリズムを刻む音に聞こえます。

今いちど室内をご確認いただき、原因とおぼしきものがないかどうかご確認ください。また心当たりの方はただちに改善していただくようお願いいたします」

僕が住んでいるのは、6階建てのマンションの3階。なので、上階から「トントントン」という音が聞こえたことはない。

これで思い出したのが、1年ほど前だったか、マンションの理事会に出た妻から聞いた話である。ちょっと前の話なので、記憶が正確ではないかもしれないが。

理事会ではそのとき、やっかいな議題が取り上げられた。

5階に住む一人暮らしのおじいさんが、上の階の音がうるさいと、上の階の住人の方に文句を言ったそうなのである。

しかしそのおじいさんの真上の階の住人は、心当たりがない。だが、そのおじいさんは、ことあるごとにクレームをつけてくる。

さすがに上の階の住人は、神経がまいってしまい、奥さんの方は実家に帰ってしまったとか。はては、引っ越しを考えるまでにもなったとか、ならなかったとか。

そのときは、典型的なクレーマーだな、というような話になった。しかしまあ、そのクレーマーのおじいさんを責めると逆上されても困るので、理事会としては、「なるべく音を出さないように」という貼り紙でもしましょう、ということになった。

それから一年ほど経って、またこの怪音騒動である。

クレーマー呼ばわりされたおじいさんが言っていたことは、本当だったのではないだろうか。

1年前の理事会でも、他の理事の人が「たしかに上の階で音がしたのは聞いたことがある」と、そのとき言っていたという。

…でもこのチラシの内容、ちょっとコワくない?

決まった時間に、金づちで叩くような「トントントン」という機械的な音が聞こえてくるんだぜ。しかもマンションの住人は、誰も心当たりがないのだ。

山崎ハコの「呪い」という歌を思い出した。

「コンコン コンコン 釘をさす

コンコン コンコン 釘をさす

たたみが下から笑ってる

コンコン コンコン 釘をさす

わらの人形 釘をさす

自分の胸が 痛くなる」

あるいは、僕に文才があったら、この謎の貼り紙をきっかけに起こったマンションの殺人事件についての小説、たとえば、宮部みゆきの『理由』みたいな小説を、書いてみたいのだが。

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山城会社員傷害事件あすも判決

 山城県山城市で平成30年、妻が夫を殴って大けがを負わせた事件の判決が、明日も山城地裁で言い渡される。

 この裁判は、同市の主婦・中川楓被告(29)が、夫である会社員の中川将太さん(32)の頭をビール瓶で殴り、下半身不随となる大けがを負わせたとして傷害罪に問われているものだ。

 裁判では、中川被告が中川さんから日常的に家庭内暴力を受けていたことが明らかとなり、情状酌量が認められるかが裁判の争点となっている。

 裁判は5日も午後2時から山城地裁・市民会館支部で開かれる。コロナ禍の影響で、傍聴にはマスク着用の上、手指消毒、検温、氏名・電話番号の記入が必要で、退廷も係員の指示に従って行われる。傍聴人のみならず、法廷内は裁判官、被告、検察官、弁護人、証人ら全員がマスク着用のまま発言するという異例の舞台、もとい事態となっている(山城支局・こぶぎ記者)。

投稿: 【速報】こぶぎニュース | 2020年12月 4日 (金) 23時25分

山崎ハコ「呪い」
https://youtu.be/eTov8ngGz6o

キートン山田に捧ぐ

投稿: ちびこぶぎちゃん | 2020年12月 5日 (土) 14時01分

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