マスク編年
不織布は、他の素材のマスクにくらべて、飛沫を防ぐ効果が高い、というニュースが、ここ最近浸透してきた。
かくいう僕も、以前は洗濯可能な布製のマスク(アベノマスクではない)を着用していたのだが、ここ最近は、とくに人出の多いところに出かけるときなどは、不織布のマスクを着用することにしている。
ウレタンマスク、ってのは、あんまり飛沫防止に効果がないらしい。スーパコンピューターの富岳が実証していた。
ところで富岳は、もっぱら飛沫の計算の時にしか見ないのだが、もうすっかり、富岳といえば飛沫、という認識が人々に定着してしまったように思える。スーパーコンピューターなのに、残念な気がしてならない。
…そんなことはともかく。
いっとき、おしゃれな人たちがこぞってウレタンマスクをしていたが、これからはウレタンマスクの割合が減り、不織布マスクを着用する割合が、増えていくであろう。
そこで考えたのは、町行く人を撮影したニュース映像にあらわれたマスクの割合によって、ある程度の時期が特定できるのではないか、ということである。
不織布マスクだけだった時期、マスクの供給が安定的になり、洗濯可能なマスクがバラエティーに富んで発売された時期、ウレタンバスクが流行した時期、そしてまた、不織布マスクの効果が見直され、着用の割合が増えた時期…。
ニュース映像から、町行く人のマスクの種類の割合を分析してその変遷を追う、というだけで、立派な卒業論文が書けるのではないか、と思うのだが…。
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