2度目の緊急事態宣言が出された日
1月7日(木)
何度でも書くが、緊急事態宣言が検討されてから発出されるまでの時間は、
「あるある言いたい!」
と言いながら、なかなかあるあるネタを言わないレイザーラモンRGのネタのようなものである。
しかも、今回発出される緊急事態宣言の中身は、具体的にどのように対応したらいいか、判断に困るような中途半端な内容である。
「外出自粛を要請します。午後8時以降は不要不急の外出を自粛してください」
え?そんなことなの?
こっちが知りたいのは、県外との往来を制限するべきかどうかなのだが、それについてはとくに触れていない。うちの職場は仕事柄、県外出張をする人が多いのだが、ほうっておくと、ふつーにみんな出張に行っちゃうぞ!いいのか?
で、緊急事態宣言の対象都県以外の道府県では、飲食店の時短要請がないところもあるから、出張先で会食が行われたりするかもしれないぞ。うちの職場は禁止しているんだけど、守ってくれているかどうか、確かめようがないのだ。
これを「ザル法」と言わずして、なんと言おう。
…いや、今日僕が言いたいのは、そんなことではない。
ちょうど1年前のこと、覚えていますかな?
SNSのタイムラインに誕生日のお祝いコメントが来るのが鬱陶しかったので、誕生日を非公開にしてみたらどうなるか、1年後の誕生日に向けて、実験してみることにしたのであった。
そして1年がたち、今日を迎えました。すると…、
おめでとうございます!お祝いのコメントは0件です!おざなりのお祝いコメントがなくなって、じつに清々しい。
よかったよかった。何がよかったって、タイムライン上はおろか、個人的にも、誰からもお祝いの言葉をもらわなかったことである!これはまさしく快挙である。
夜、仕事から帰宅すると、玄関のドアを開けるなり、お風呂から出たばかりの2歳9か月の娘が全裸で、
「はっぴばーすでい くーゆー はっぴばーすでい くーゆー はっぴばーすでい びあ ぱーぱー はっぴばーすでい くーゆー♪ おめでとう!」
と歌ってくれたのが、唯一の、そして最高のプレゼントだった。
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コメント
政府は8日、新型ウイルスの家庭内感染を防ぐために、家族に不要不急の誕生日祝賀行為を強いることを禁止する方針を固め、これに違反した男性1名にSNSで誕生日を公表することを要請したと発表した。デジタル省ネットモニター室によれば、本当は素直に誕生日を祝ってほしいと書けばいいものを、長文ブログで家族愛を自慢する通信データ量が年末から激増しており、このままではインターネット崩壊のおそれがあるという。
政府はさらに、年賀状が1/7ごろに届くのは、もらった年賀状の返事と、こちらから送るつもりだった年賀状をいっぺんに印刷した方が楽だし、年賀はがきを買い過ぎて無駄にすることがないからに決まっているのに、そのことを理解していない国民が増えているとして、不要不急の元日配達を禁止し、年賀状は1月中に届けばそれでよいという新生活様式を普及させることも閣議決定した。
投稿: コブギニュース | 2021年1月 8日 (金) 07時43分
では、政府が感染対策として誕生日の祝賀行為を強いることを禁止し、これに違反した場合は誕生日を公表するという措置を定めたというニュース、そして、年賀状の不要不急の元旦配達を禁止し、分散配達を要請するというニュース、この2つのニュースにつきまして、政府の分科会の取材を続けております澤田大樹記者にお話をうかがいたいと思います。澤田さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
政府のこれらの決定には、どういう背景があるのでしょうか。
誕生日の祝賀行為を望んでいるにもかかわらず、あえてSNSで誕生日を公表しないことが、感染拡大を引き起こしているのではないかという意見が分科会で出たようでして、政府はこれを受けて誕生日の公表を義務づけることに踏み切ったようです。
うーん。なるほど。では年賀状の元日配達の禁止、こちらの方はいかがでしょう。
はい、こちらの方もですね、できるだけ感染のリスクを低くするためには、不要不急の元日配達を禁止するのが効果的であるという分科会の判断をふまえて、政府が新しい生活様式として提案に踏み切ったようです。
澤田大樹記者でした。どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
投稿: onigawaragonzou | 2021年1月10日 (日) 02時04分
ここはTBSでなくてQRでしょう。分科だけに。
笑い屋さん特番でも聞いて、反省するように。
https://youtu.be/y7bp9YUPNkc
投稿: ASMRこぶぎ | 2021年1月10日 (日) 13時36分