3回目の成功
2月10日(水)
終日、オンラインによる会議である。
会議といっても、どちらかといえばその場にいて聞いているだけで問題ないという会議もあれば、本当の意味で建設的な意見を戦わせて結論を出さなければならない会議もある。本日の会議は後者である。後者がとても緊張を強いられる会議であることは、言を俟たない。
今日はこれだけでも疲労するのだが、その間にも、職場から矢のようなメールが降ってきて、それにいちいち対応しなければならない。しかも明日は祝日なので、今日のうちに指示を出しておかなければならないことも多く、些細な指示ばかりなのだが、それが積もり積もれば、こちらもかなり疲弊する。まったく俺は、日々、何と闘っているのだろう?
むかしの職場の仕事仲間が、ちょっとした近況を伝えるメッセージのなかで「(ちょっと前までは)良い時代でしたね。この10年も経たないうちにいろんな景色、状況が変わってしまいました」と書いていた。変わってしまったのは、僕をとりまく世界だけではないようだ。もちろんそこには、コロナ禍というまるで戦時下のようないまの状況も、大いに関係しているのだろう。
いまやりたいのは、仕事のことを気にせず、自分が読みたい本を読んだり、見たい映画を見たりすることなのだが、まとまった時間がとれず、常に何かに追い立てられている。ほんの8年くらい前までは、もっと余裕があったのに。
いっそフリーランスになろうかと、日に一度は考える。だが、先日の月曜日、「大竹まこと ゴールデンラジオ」で、ゲスト出演していた戦場ジャーナリストの桜木武史さんが、いまもトラックドライバーをして貯めたお金で、シリアに渡って戦場ジャーナリストの活動をしているという話を聞いて、自分にはそこまでの覚悟はないなあ、と思い直した。
今日のよいことといえば、もうすぐ3歳になる娘が3度目のトイレうんちに成功したことである。
1回目は、同じマンションに住む義妹のところでトイレうんちをしたので、僕は目撃していない。
2回目は、前に書いたように、成功といえるかどうか、グレーゾーンのトイレうんちだった。
そして3回目の今日。
夕食後に遊んでいたら、急に動きが止まり、「うんちでる~」と。
「また虚言なんじゃねえの?」と言ったら、「なんてこと言うの!ひどいこと言うねえ」と家族に叱られた。
早速トイレに連れて行って、便座に座らせる。
娘の手を握り、「がんばれ~」と、息んだ顔を見せたら、娘も同じ顔をして下半身に力を入れた。
今回もダメかな、とあきらめかけていたのだが、やがてプーンとニオイがしたかと思ったら、
ポチャッ!
「やったぁ!」
その一部始終は、動画におさめられた。
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コメント
最後の一文!
投稿: もりもり | 2021年2月11日 (木) 20時19分
問「もしも明日地球が滅びるとしたら、愛娘のトイレ記念動画を撮影したいと思う親がいたとして、その親バカ度は、非関東圏ラジオパーソナリティーのこぶぎおすすめ度で例えると、どのくらいになるでしょうか。」
①横山雄二級
②福島暢啓級
③鏡田辰也級
④松本愛級
投稿: 🐢 | 2021年2月12日 (金) 15時39分