ストレスラジオ
2月2日(火)
火曜日は会議の日。とくに月の第一火曜日は、僕が司会進行をしなければならない、長い会議があるので、前日から憂鬱で仕方がない。
難しい案件があると、「どうか無事に通りますように…」と、そればかりが気になるのだ。
今年度は、すべてオンラインで会議を行っている。他の人が主催する会議の中には、対面で行っていることがけっこうあるのだが、僕は一貫してオンラインにこだわっている。
で、僕が司会進行する会議は、資料にもとづいて僕が説明し、会議の構成員たちが意見交換をして、最終的に、提案通りに承認されることを目的としているのだが、提案が覆らないように(つまり炎上しないように)気をつけながら説明するのが、僕の役割である。
オンライン会議の場合、僕は仕事部屋でノートパソコンを使いながら延々と喋るので、ほとんど独白に近い。たとえて言えば、ラジオブースの中で一人語りをしているようなものである。画面の中の人たちは、カメラをオフにしている人も多いし、僕が喋っている間は、当然黙っているので、僕は無言のリスナーに向けて喋っているラジオパーソナリティーのような錯覚に陥ることがある。リスナーからのメールを読むが如く、手元の資料を読み上げるのである。
そうか。ラジオパーソナリティーのつもりで司会をやれば、気が重い会議もそこそこ楽しめるのかもしれない。
今日は議題も多く、また複雑な内容をわかりやすく順を追って説明しなければならない案件もあったので、ほとんど2時間半、喋り通しだった。とくに炎上することもなく終わった。
ついでに午後も、僕が司会進行の会議があったのだが、こちらの方も僕が一方的に喋り続け、とくに問題もなく30分弱で終わった。
この会議が終わると、束の間だがストレスから解放される。
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コメント
来る日も来る日もこう校正ばかりだと、肩こりして働く気にもならない。
せっかくデヴィット・グレーバーの「クソどうでもいい仕事の理論」を買ったのに、クソどうでもいい仕事のせいで読めないとはどういう了見だ。
なんだ、もう遅いのにこれからリモート会議か。
今日も、議長の話が長いな。
ま、今日も顔出しはしないで、
カメラをオンにしたつもり。
会議に参加したつもり。
真面目に聞いているつもり。
ビールを冷蔵庫から取るつもり。
グラスに、だくだくっと注ぐつもり。
ぐびぐびっと飲むつもり。
「(ひっく)早く終われよ、クソ会議」
おいおい、本当に呑んでる奴がいるぞ。
マイクがオンになているよ。会議中に酔っぱらうなんて、クビになるぞ。
「おう、辞めてやるよ、こんなグルグル回る会社なんて」
あっちは、親子酒か。
投稿: 🐢 | 2021年2月 5日 (金) 10時38分