高校の1年後輩だった!
3月8日(月)
今日の午後、社長室で打ち合わせの時に、例の宿題を持っていったら、
「鬼瓦くん、こういうのじゃないんだよ!」
と社長に言われた。
ええええぇぇぇぇぇっ!!!鼻血出しながら1万4000字も書いたのに!!!
僕は2時間×9回、つまり18時間にわたる打ち合わせの時に、誰がどういう発言をしたかというのを丁寧に書いたのだ。文字通り議事録である。
というわけで、これをまったく使わずに打ち合わせをすることになったのだが、ただ必要に応じて、誰がどんな発言をしたかを振り返ることができ、それに応じて打ち合わせが進んだので、結果的にはよかったのだ。
結論としては、「議事録は大事だ」ということだ。わかってますか?分科会のみなさん!
打ち合わせは2時間にわたり、なんとか方向性も見えてきた。
「じゃあ鬼瓦君、今日の話し合いをふまえて、金曜日までにまとめておいてください」
と、また宿題が出された!ああ、気が重い。
…と、今日はそんなことを書きたいのではない。
毎度のことながら、通勤の車中で文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」を、ラジオクラウドで聴いている。先週金曜日、すなわち3月5日(金)の「大竹メインディッシュ」のゲストは、東京新聞福島特別支局長の片山夏子さんという人だった。『ふくしま原発作業員日誌 イチエフの真実』(朝日新聞出版、2020年)で第42回 講談社 本田靖春ノンフィクション賞と、第20回 石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞 奨励賞のW受賞をしたそうだ。ジャーナリストの青木理氏が大絶賛した本だという。
お話を聞いていると、実に明るくて、めげない人なんだな、という印象を受ける。大竹まこと氏が、
「こういったら失礼かもしれないですけれど、現場がお似合いの方ですよね」
と言ったり、室井佑月氏が、
「片山さんだったら、作業員さんも心を開いていろんなことを喋ってくれるでしょうね」
と言ったり。
話題が話題だけに、笑っちゃいけないんだが、つい笑ってしまう感じでトークが弾んでいる。
声の感じから、ずいぶん若いのに、新聞記者の中にもこういう気骨のある人がいるんだなあと感心しながら聴いていた。
で、今日。帰宅すると、年に一度発行される高校の同窓会会報が届いていた。
僕は、高校の同窓会組織というものに、ある時期から不信感を抱いていて、まあほとんど関心がなかったのだが、たまには開いてみるか、と封筒を開けて、同窓会会報を見て、ビックリした。
「化粧品販売員から福島原発取材記者に」というタイトルで、なんと、片山夏子さんのインタビュー記事が載っているではないか!
ということは、同じ高校出身ということである。しかも卒業年を見ると、僕よりも1年あとである。
てことは?高校の1年後輩?
記事を見ると、高校時代には音楽部に所属していたと。惜しい、ニアミス。こちとら吹奏楽部だったから、同じ音楽室を使っていたんだな(あたりまえか)。
そうなると、急に親近感がわいてきた。これが、全然世代が違うとアレだが、同じ時に同じ高校に通っていたとなるとねえ。
で、このインタビューを編集したのが、丸山美佳さんという方で、卒業年を見ると、僕の1年先輩である!たぶん面識はない。
というか、バンバン実名出しちゃってるけど、イイノカネ。
でもこれが、なかなか素晴らしいインタビュー記事なのだ。
というかさー。
うちの学年、もっとしっかりしろよ!俺も含めて。
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