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あっちゃんあがつく

娘ももうすぐで3歳だ。

たまに、「これ読んで」ともってくるのが、「あっちゃんあがつく」という絵本。「あ」から「ん」まで、最初にその文字がつく食べ物をあげていくというものである。

「あっちゃんあがつくあいすくりーむ」

みたいな。

で、僕が「あっちゃんあがつく」と言って、娘が「あいすくりーむ」と答える遊びが、ここ最近好きらしい。

「あっちゃんあがつく」

「あいすくりーむ」

「いっちゃんいがつく」

「いちごじゃむ」

「うっちゃんうがつく」

「うめぼしすっぱい」

「えっちゃんえがつく」

「えびふらい」

「おっちゃんおがつく」

「おにぎりふたつ」

最初のほうは完璧に覚えているのだが、後半になるとかなりあやしくなる。

「まっちゃんまがつく」

「…何だっけ?」

「まかろにぐらたん」

「ろっちゃんろがつく」

「…何だっけ?」

「ろーすとチキン」

そもそも娘はマカロニグラタンもローストチキンを食べたことがないので、どんなものなのかも想像もつかないらしい。

可笑しいのは「め」のくだりである。

「めっちゃんめがつく」

「ねまやまき」

「…え?」

「ねまやまき」

「めだまやき、でしょ?」

「めなやまき」

「めだまやき」

「ねまなやき」

「めだまやき」

「ねなやまき」

「めだまやき」

「ねやまなき」

どうしても、「目玉焼き」とい言葉が言いにくいらしい。

なぜ、「めだまやき」だけ言いにくいのか?

そういえば、映画「となりのトトロ」の劇中で歌われている歌を歌うのが好きなのだが、

「まっくろくろすけでておいで でないとねなまをくりぬくぞ まっくろくろすけでておいで でないとねまなをくりぬくぞ!」

と、やはり「目玉」の部分が言いにくいようだ。

今度は「目玉おやじ」で試してみよう。

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育児」カテゴリの記事

コメント

「まっちゃんまがつく」

「…何だっけ?」

「まんじゅうこわい」

「ろっちゃんろがつく」

「…何だっけ?」

「ろくろくび」

そもそも娘は「饅頭こわい」も「ろくろ首」も見たことがないので、どんなサゲなのかも想像もつかないらしい。

可笑しいのは「め」のくだりである。

「めっちゃんめがつく」

「ねまぬま」

「…え?」

「ねまむま」

「めかうま、でしょ?」

「めあうま」

「めかうま」

「めがうま」

「めかうま」

「めちゃうま」

「めかうま」

「パパ…」

「なんだい?」

「めっちゃんは、目黒のさんまに限る」

投稿: 🐢 | 2021年3月25日 (木) 09時02分

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