おともだち
4月3日(土)
午前中は、娘と「タイヤ公園」で遊び、午後は僕の実家に娘を連れて行き、その近くの公園で遊ぶという公園のハシゴをして、すっかりくたびれてしまった。
公園における、最近の娘の遊び方に、一つのパターンがあることに気づいた。
それは、公園に着くなりまず、その公園に来ている子たちの一人を、「おともだち」と認定する、ということである。もちろん、その場の一期一会の「おともだち」である。
娘にとっては、どうやら「おともだち」と認定する条件があるようで、自分と同じくらいの背格好か、あるいは自分よりも少し小さな子が、ターゲットになる。
ターゲットを見つけると、その子に近づいていって、なんとなく行動を共にする。その子がすべり台を滑ろうとすると、そのあとをついて行って自分もすべり台を滑ろうとするし、その子が砂場に移動して遊ぼうとすると、娘も砂場でいっしょに遊ぼうとする。
別に何かを喋るわけでもなく、黙ってその子について行って、その子と同じことをしようとしているのだから、ちょっとしたストーカーである。
いままでのところ、娘が勝手に「おともだち」と認定した子たちのなかで、嫌がっている子はいないようなのだが、こっちとしては、いつ嫌がられるかと、不安でしょうがない。娘からしたら、自分よりもちょっと小さい「おともだち」を作って、自分がお姉さん気分に浸りたいということなのかもしれない。
ただ、たいていは、その「おともだち」のほうが先に帰ってしまう。娘はもっと遊びたがっているようで、
「あれ?おともだち、どこへ行ったの?」
と、いつの間にかいなくなってしまった「おともだち」をさがすのだが、ちょっと「泣いた赤鬼」っぽくって、見ていて切ない。
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