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井上ひさしか徳川夢声か

さすが、うまいですなあ、こぶぎさんは。

こっちはあんまり考える余裕がなくて、なんのひねりもない漫才風台本を書いてしまったのだが、こぶぎさんは「目黒のさんま」でうまくまとめやがった。やりやがったな(談志風に)。

ちょっと前に「らくだ」をパロディーにした「ごりん」という落語を考えたのだが、ちょっとあれもストレートすぎたかな。あれはもともと、「東京五輪は開催前にすでに死んでいて、死んでしまった五輪をどうやって開催するかを考えているのが今の段階だ」というある識者の意見を聞いて、「なるほど、まるで『らくだ』の世界だな」というところから発想して、作ったのだった。

20210418s00042000174000p_thum 今回は、この1枚の写真から発想して考えてみたのだが、同じ写真からでも、僕とこぶぎさんが全然違う発想で物語を作り上げるというのがおもしろい。だからこのブログをやめたくてもやめられないのだ。

そういえば、むかしから、コント作家に憧れていたなあ。

いまのお笑い芸人は、自分でネタを考えるのがふつうだと思うのだが、少し前までは、コント作家が台本を考えているケースがけっこうあった。

「てんぷくトリオ」には井上ひさしがコント台本を書いていたし、「シティーボーイズ」にも一時期、三木聡という天才的なコント作家がついていた。

漫才だって、いとしこいしのネタは、漫才作家の台本によるものだ。テレビでいとこい先生の漫才が始まると、「作・○○○○」と、作家の名前がテロップで出ていた。

僕はそういうのに憧れていたのだが、いまのお笑い芸人の、クオリティーの高いコントなんかを見ちゃうと、とてもではないが恥ずかしくてコント台本なんぞ作れないな。

何にも趣味がないのでどうしようと困っているのだが、趣味にしたいなあといま漠然と考えているのは、「朗読」「音読」である。

自分が好きな小説なりエッセイなりを朗読して、それを配信してYouTuberになる、という野望があるのだが、はたしてどうだろう。

手始めに、TBSの堀井美香アナの『音読教室 現役アナウンサーが教える 教科書を読んで言葉を楽しむテクニック』(カンゼン) でも読んでみるか。

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コメント

本当にバーガーは目黒に限るのかを調べてみたら、「ハンバーガー百名店」の店が実際に目黒にあるようでびっくり。

ぜひ一度行って、話しに夢中で自慢のハンバーガーに手を付けずに帰ろうとしたら、店のオヤジになんて言われるかを試してほしい。

それにしても東のお殿様は、なんで自分の名前で呼ばせようとしたのかなあ?

姓の方であれば、世界的大人気のK-POPグループのメンバーと同じ綴りだから、Dynamite級に認知度が上がったのにね。

投稿: 🐢 | 2021年4月20日 (火) 09時21分

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