らじるらじる
5月10日(月)
民放ラジオのアプリ「radiko」に相当する、NHK版の「radiko」が、「らじるらじる」というアプリだということを、今日初めて知った。いかにNHKのラジオ番組を聴いていなかったか、である。
で、今日、さっそく聴いてみた、記念すべき最初の番組が、「カルチャーラジオ 日曜カルチャー 5月9日(日)放送分の「レコードで楽しむ昭和歌謡史 第2回」(講師:タブレット純)である!
講師がタブレット純ですよ!これは聴かないと!
驚いたのは、この番組が、青山のNHK文化センターで収録したということである。つまりこれは、れっきとしたカルチャーセンターでの講義なのだ!
僕もカルチャーセンターでお話をする機会があるので、勉強のためにも、これは聴かなければならない!
タブレット純は、ご存じの通り、歌手兼芸人として著名な人で、和田弘とマヒナスターズに所属していたことでも知られる。
第2回のテーマは、うたごえ喫茶の歴史について語っている。時々流れてくる昭和歌謡のレコード、そしてその曲にかぶせてタブレット純が歌う様子が、実によい。
当然、聴講生も何人かいて、全体の時間を見ると、全部で1時間ほどの番組である。これもご存じの通り、タブレット純は、ふだんの話し方は、実に声が小さく、ボソボソッと喋るタイプで、1時間もお話しできるのかな、と心配したが、なんのなんの、1時間ずっと聴いていられた。さすがは芸人である。
なるほど、どう話すか、というよりも、自分の好きなことを話す、ということが、人を引きつけるのだということが、よくわかる。
番組の中で、「別のラジオ番組で、ライターの武田砂鉄さんに、『タブレット純さんなら関心があるかと』といって、『うたごえ喫茶『ともしび』の歴史』という本をもらった」ことを、武田砂鉄氏のものまねを交えながら話したエピソードや、「阿佐ヶ谷姉妹と一緒にうたごえ喫茶にいって、ずっと号泣していた」といった、「ゴールデンラジオ」リスナーなら思わずニヤリとする話もあった。
うーむ。これからは、このうえNHKのラジオ番組もチェックしなければならないのか…。
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