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ワクチン接種・1回目

7月8日(木)

新型コロナウィルスの1回目のワクチンを接種してから7時間くらい経つが、いまのところさしたる副反応はない。もっとも、摂取してから2~3日たって副反応が見られるケースがあるというデータもあるので、これからなのかも知れない。

朝9時に近所のかかりつけのクリニックに行くと、すでにワクチン接種が始まっていた。ほとんどが高齢者の方で、しかも2回目の接種、という方が多いようだった。僕は9時20分の接種を予約していたが、僕の前には10名くらい人が順番を待っていたと思う。

僕は受付に本人確認のための保険証と、診察券とクーポン券と問診票を出し、待合室で待っていると、ほぼ予定の時間通りの9時20分過ぎに呼ばれた。

問診票を見て、接種して問題ないことを確認すると、

「ちょっとチクッとしますよ」

と言われ、左の二の腕に筋肉注射された。

これが全然痛くなかった。

以前、同じ先生にインフルエンザワクチンを注射してもらったことがあるが、そのときも痛みを感じなかった。ひょっとしたらこの先生、予防接種が上手な先生なのかも知れない。

この後、15分間、待機しなければならない。

同じ待合室で待機したのだが、ヒマにあかせて壁に貼られているいろいろな貼り紙を見ると、

「○○市からの要請により、ワクチン接種の予約を当面の間停止します」

みたいな貼り紙があった。テレビで「ワクチンが不足している」というニュースをやっていたが、本当だったんだな。

たしか4月の後半だったか、首相が会見で「高齢者のワクチン接種を7月末までに終わらせる」と言っちゃったもんだから、総務省が慌てて、各自治体に電話をかけまくって、

「なんとか7月末までに希望する高齢者に対するワクチンの接種を終わらせてほしい」

と、半ば恫喝に近い要請をしている、というニュースがあった。自治体はなんとか苦労して、ワクチン注射の打ち手の確保をしたり、集団接種会場を作ったりと、あの手この手で努力してきたのだが、政府はこの期に及んで、ワクチン不足を告白している。振りまわされる自治体は、たまったものではないだろう。

「綸言汗の如し」という。「出た汗が再び体内に戻り入ることがないように、君主の言は一度発せられたら取り消し難いこと」を意味する。首相は別に君主ではないのだが、それでも首相の言葉は重い。だからこそ、首相の口から出た言葉とつじつまを合わせるために、官僚たちは奔走し、結果的に、さらに現場の職員にそのしわ寄せがいく。

「私や妻がこの事件に関係していたら総理大臣も国会議員も辞める」と大見得を切った首相がいた。やはりこのときも首相の言葉につじつまを合わせるために官僚たちが奔走し、結果的にそれが現場の職員への圧力となり、悲劇的な事件が起こったことを、忘れてはならない。

次に、もう一つの貼り紙に目をやると、

「都合により以下の日は休診にします」

とあり、「7月29日(木)~7月31日(土)」の3日間が、なぜか休診になっていた。

(ちょうどオリンピックの期間中だな…)

と思いながら見ていたら、ある憶測が浮かんだ。

(ひょっとして、この3日間は、ここの先生がオリンピックの医療ボランティアに参加するのではないだろうか…?)

まさかねえ。そんなことはないだろう。

でも最近は、何でもかんでも「コロナ」か「東京五輪」に結びつけて考えたくなってしまう。

いかんいかん、と自分に言い聞かせていたら、15分の待機時間が過ぎた。

2回目の接種は、8月初旬の予定である。

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