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寝落ち

9月3日(金)

オリンピック期間中だけでなく、パラリンピック期間中も、首都高速の通行料は片道1000円上乗せされる。つまり往復で2000円が上乗せされることになる。ただし1000円上乗せの時間帯は、午前6時~午後10時の間である。

この期間はなるべく在宅勤務ですませたいところなのだが、今週は木曜、金曜とどうしても出勤しなければならない。1000円上乗せの時間帯を避けるためには、午前6時より前に首都高速に入って、午後10時以降に首都高速に入るようにすればよいのだが、それでは僕自身の身体がもたない。せめてどちらか一方だけでもと思い、朝は午前6時より前に首都高速に滑り込むことにした。

それを2日間続け、しかも往復5時間近くを運転するのだから、さすがに身体がしんどい。

しかも金曜日は、午後の短い会議を終えたあと、家にとって返して、午後6時までに保育園のお迎えをしなければならない。この日の夕方は、妻が200名近くが参加するオンラインイベントをとり仕切ることになっているので、僕が迎えに行くことになっていたのだ。

しかも、妻は8時近くまで、自宅を使って重要なオンラインイベントをすることになっているので、保育園に迎えに行っても、直接自宅に戻ることはできない(狭い部屋なので)。幸いなことに、同じマンションに義妹と姪が住んでいるので、娘を連れて、自宅に戻らずに、義妹の部屋に避難することになっていた。

義妹と姪は、8時半まで帰ってこないので、この間は娘と二人で、義妹の部屋で過ごすことになる。

その間に、おしっこに行かせて、お風呂に入れて、ご飯を食べさせて、咳止めの薬をだましだまし飲ませて、という帰宅後の一連の行為をおこなうのだが、他人様の家なので、なかなかいつものようにはいかない。好きなように使ってかまわない、と言われたけれど、お風呂ではどのシャンプーを使ったらよいのか、とか、どこに食器があるのか、とか、冷蔵庫の中身はどんなものがあるか、など、一つ一つ確かめなからでないと先に進めないのが、地味なストレスである。

その間にも、娘からは、「どうしておうちに帰れないの?」とか「ママはどうしたの?」と言った質問を矢継ぎ早に浴びせてくる。

とにかく僕は、娘が駄々をこねないようにしなければならない。ま、ふつうに子育てをしている家庭ではあたりまえのことばかりなのだが、僕が歳をとってからの娘であることと、僕自身の体調の問題もあり、ちょっとしたことでもしんどくなってしまうのだ。

それでもようやく午後8時前までにすべてのミッションを終わらせたところ、妻がオンラインイベントを終えて、義妹の部屋にやってきた。妻は妻で、大がかりなイベントを終えたことで、かなり疲弊していた。妻もまた、義妹の部屋の風呂に入り、作り置いていた夕食をかっ込み、さあ帰ろう、というタイミングで、義妹と姪が帰ってきた。夜9時前にようやく自宅の戻ることができた。

ところで僕の金曜日の夜の楽しみは、TBSラジオの夜10時から2時間の生放送「アシタノカレッジ 金曜日」を聴き、さらに番組終了後にYouTubeで配信される武田砂鉄氏と澤田大樹記者のアフタートークを最後まで見ることで、これによって、自分がこの1週間無事に過ごせたことを確認しているのだが、この日ばかりは、さすがに疲れてしまって、布団に入りながら聴こうとしたら、9時48分までは記憶があるのだが、その後、うっかり寝落ちしてしまったらしく、ラジオをまるまるリアタイできなかったのである。

ハッと目が覚めたら深夜2時過ぎだった。そこから2時間半、リアルタイムで聴けなかったラジオをYouTubeで聴いたのであった。

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