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金曜日は終わらない

10月15日(金)

ひとり合宿が終わったのが水曜日。翌日の朝からさっそく仕事である。

車で2時間かけて出勤し、午前と午後の長時間会議に出席、その合間を縫って、炎上案件についての火消しにまわり、ひとまず、まるくおさまったのではないかと思う。

途中、すれ違った同僚に、

「あの件、どうなりました?」

と、別件について聞かれる。

「まだ何も動いていません」

「早いところ動いた方がいいですよ。言ってくれたらなんぼでも手伝いますから」

「ありがとうございます。そのときはお願いします」

と答えたが、「あの件」に取りかかるまでには、解決しなければならない案件が山ほどあるのだ。

もうだめかもわからんね。

今日も朝から会議と打合せ。午後は2時間ほど若者の前で喋る。若者の前で喋るのは実に久しぶりで、なかなか楽しかった。またそういう仕事に戻りたいなあ…。

書類を作ったり、プレゼンの資料を作ったりしていたら、あっという間に夜になった。

帰宅した頃には、TBSラジオ「アシタノカレッジ 金曜日」がすでにはじまっていた。

やれやれ、これで無事に週末を迎えられる、と思ったのだが、不思議なことに、ラジオのトークの内容が一向に入ってこない。

こういうときは、コンディションが悪いときである。ふつうならば、リラックスしてラジオを聴けるのだが、今日はそれができないということなのだ。

陰々滅々たる気持ちになっている理由は簡単である。明日、土曜日の午前に、オンラインによる国際的な会合の初打合せがあるのだ。そこで僕は、少し喋らなければならないのだ(もちろん日本語で)。

その喋りの原稿も、時間の合間をぬって、必死に作って昨日先方に送信した。もうこの時点で限界である。

もともと不本意のままうっかり引き受けてしまったので、僕にとっては苦痛でしかない会合である。やめちゃおうかなあ。でもやめると国際問題になるかなあ。なんとかフェイドアウトできる方法はないだろうかと、そればかりを考えている。

なんで引き受けちゃったんだろう?せっかくの土曜日なのに暗い気持ちで過ごすことになる。後悔すること頻りである。

「よくぞ、よくぞ金曜日までたどり着きました!」というジェーン・スーさんの決まり文句や、「来週金曜日までご無事でお過ごしください」という武田砂鉄さんの締めの言葉は、いまの僕には意味がない。なぜなら金曜日はまだ自分のなかで終わっていないからである。

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