朝ドラ撤退宣言!
12月23日(木)
「いちばん長い日」というタイトルで書こうと思ったが、ちょっとまだ整理がつかない。
生まれて初めて、NHKの朝ドラを毎日見ている。もっともリアルタイムで観ることができないので、録画をしておいて、時間のあるときにまとめて観ている。
戦時中の岡山が舞台で、しかも「ラジオ」が重要なポイントになると聞いたので、ちょっと今の自分の仕事と関係しそうな内容だったので、観ることにしたのである。
実際に見始めると、けっこうシビアな内容で、むかしでいう「マー姉ちゃん」とか、そういうほんわかしたやりとりが行われるような内容ではなく、ちょっと心にずっしり重くのしかかるような内容である。
マー姉ちゃん、で思い出したが、先日、BSでまとめて再放送していたのをチラッと見ていたら、冒頭のクレジットに、「三宅裕司」の名前が出て来て、三宅裕司、出ていたんだ、と思って見続けても、いっこうに出てこない。どうやら一瞬だけ映る、セリフのないちょい役だったみたいで、まだ無名の新人だったのだ。最終的に、松竹映画の主演をはるコメディー俳優になるんだから、人生とはわからない。
それはともかく。
今期の朝ドラも、むかしのイメージで軽妙なやりとりを期待していたら、主人公がどんどん窮地に追い込まれていって、ちょっと心が持ってかれそうになり、15分観るだけでもグッタリしてしまう。そう思っているのは俺だけ?
たしかに脚本がすばらしいんだけど、コンディションがいいときでないと観られないというか…。いま僕は、精神的にすごく追い詰められているので、虚構の世界でも同じような気持ちにさせられるのは、勘弁してほしい、という気になってきた。いま僕が欲しているのは、何も起こらない、軽妙なやりとりのドラマなのかもしれない。なにも義務感にかられて観る必要もないのだ。もうドラマ上では時代は戦後になったし。
というわけで、残念だが、朝ドラからの撤退を宣言する。ただし、撤退の撤回もあり得る。
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