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髪型は関係ない

3歳11か月の娘は、時代劇を「ちょんまげ」と表現する。

「大泉さんのちょんまげ」というのは、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のことである。

それと実はもう一つあって、映画「新解釈・三国志」もそうである。

だから、「大泉さんのちょんまげが見たい!」と娘が言ったとき、どちらのことを指しているのかを見極めなければならない。

「どっちのほう?」

と聞くと、

「マサコさんが出ているヤツ」

と答えれば、それは大河ドラマだし、

「同年同月同日に死せん!」

と答えれば、映画「新解釈・三国志」の方である。

テレビでムロツヨシが出ていると、

「観たことある!」

という。

「大泉さんのちょんまげ(この場合は、「新解釈・三国志」)に出てた人でしょ?」

と言うと、

「あ、そうだ!」

と思い出すと同時に、

「エリコさんとミホさんのお友だち!」

と言う。はて、阿佐ヶ谷姉妹と共演してたのをどこかで観たのかな?と思って、

「阿佐ヶ谷姉妹と一緒に出てたの?」

と聞くと、

「ちがう。ママに聞いた」

と、ママに教育されたらしい。うちの家族はよってたかって、3歳11か月の娘にお笑いの英才教育をしている。

先日の大河ドラマの最後の場面で、一瞬だけ、源義経役で菅田将暉が映ったのだが、娘はそれを見逃さなかった。

「あ!髪の毛ボサボサの人!」

いやいやいや、ボサボサじゃないじゃん。だいいち烏帽子をかぶっているし、と思ったのだが、どうやら、妻が毎週楽しみに見ているフジテレビのドラマ「ミステリと言う勿れ」に主演している菅田将暉と同一人物だとわかったらしい。

僕はそのドラマを観ていないのだが、娘はママにつきあわされて観ているのだろう。僕はドラマの番宣のCMでしか見ていないが、たしかにこのドラマの中での菅田将暉は、ボサボサの髪型がトレードマークのようである。

つまりここから言えることは、娘は特徴的な髪型とかで、人物同定をしているのではなく、明らかに髪の毛以外の「顔」の部分で、本人を同定している、ということである。これってすごい発見だと思うのだが、あたりまえのことなのか?

よく、3歳くらいの子が、私鉄会社の特急の形と名前をすべて覚えているみたいな特技を披露していることがあるが、うちの娘は、その方向性がタレントの顔に向かっているということなのだろうか。

ちなみに、朝の連続テレビ小説「カムカムエブリバディ」に出演中の松重豊を観て「井之頭さんだ!」というのは日常茶飯事である。余談だが、松重豊の顔を見ると、どんな役を演じているかにかかわらず、なんとなく多幸感を抱くのはどうしてだろう?と、以前から不思議だったが、あれは、「孤独のグルメ」で多幸感に浸っている松重豊の顔がさんざん目に焼き付いているから、「パブロフの犬」のごとく、松重豊をテレビで見ると多幸感に浸れるんだろうな。いやこれは、娘の話ではなく、僕の話。

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