大雪の日
2月10日(木)
さ、週末だから、「アシタノカレッジ金曜日」を聴こうと思ったら、まだ木曜日だったんだね。
今日は朝から大雪である。在宅勤務を命じられた。
在宅勤務は長距離出勤しなくてすむので身体は楽なのだが、今日は朝から夕方までなんと4つの会議が続いた。会議ほど苦手なものはない。この時間を、もっと有効に使うことができるのではないかと、いつも思ってしまう。この国の生産性が落ちているのは、会議のせいではないかとすら思えてくる。
あと、メールである。のべつ幕なし「判断をあおぐメール」やら「確認のメール」が送られてくる。
「会議で承認されたので、この通知を全員に出して下さい」
と、担当者に指示を入れたところ、
「わかりました。では、いまいちど、最終文案を送りしますので、ご確認いただいた上で、全員に通知を出します」
という。
いやいやいや、会議で承認されたんだから、そのまま通知すればいいだろ、と思うのだが、その前に最終確認をしなければならないのが僕の役目なのだから文句は言えない。
そんなこんなで、何事をするにも、ひと手間とか、ふた手間とか多くかけているのである。こういう手間が省けたら、どんなに楽だろう。
メールはあちこちからやってくるので、そのたびに打ち返すのだが、これ自体がかなりのストレスである。いちばん困るのは、娘が保育園から帰ってくる18時以降に来るメールである。たいていは翌日に返信を書くようにしているが、場合によっては急を要する内容のものもあり、早く返信しないと行けないのではないかと気になって仕方がない。だから、ストレスをためないためには、18時以降の仕事のメールは見ないようにすると心がけなければならない。
亡き父が会社勤めをしていた頃、毎日、定時に会社を退勤し、7時くらいには帰宅していた。外で飲みに行く、なんてことは、数年に一度あるかないかであった。子どもだった当時の僕は、なんと退屈な人生だろうと思ったものだが、定時に退勤して、翌日会社に行くまでは、仕事のことを考えなくてよいというのは、いまから思うとじつに贅沢な過ごし方だと思う。もちろん、父には父なりに、仕事の上でのストレスはあったのだと思うが、それにしても、四六時中仕事のことを考えなければいけないよりははるかにマシである。父が亡くなって、僕も50歳を過ぎて、いまは父のように生きたいと思うようになった。
こうして駄文を書き続けているのも、いわば仕事からの逃避なのである。
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