激痛一週間
10月7日(金)
今週も、よくぞ、よくぞ「アシタノカレッジ金曜日」のアフタートークまでたどり着きました!
今週はほんとうにヤバかった!
月曜日あたりから、背中の右の方の肋骨あたりがなんとなく痛み出した。
火曜日の夕方と、水曜日の終日は、よりによって肉体労働だったので、足を踏ん張ったり、前かがみになろうとすると、痛みが走る。
木曜日に、その痛みは最高潮に達した。ベッドから起き上がろうとすると、激痛が走るのである。歩くのさえ億劫になる。しかもこの日は、朝イチで都内の病院で検査がある。検査の結果、またもやひとり合宿が決まってしまった。なんとなく予想はできていても、やはりひとり合宿が決まるのは落ち込む。俺は一生、こんな生活が続くのか…。
それよりも、いまは背中側の右の肋骨のあたりの激痛の方が心配である。僕は3つの可能性を考えた。
1つめは、痛風の発作が起きたという仮説である。尿酸値が高い僕は、何度も痛風の発作を経験しているが、その痛みと近いのである。しかし、背中側の右の肋骨のあたりに、尿酸の結晶が固まるなんてことがあるのだろうか?
2つめは、肋骨が骨折した可能性である。以前も、肋骨が知らない間に折れていたことがあり、そのときの痛みによく似ている。
3つめは、…考えられ得る最悪の仮説である。この仮説が正しければ、もう僕はおしまいである。折しも、都内の病院での朝イチの検査でひとり合宿が決まったばかりである。最悪の可能性を考えないわけにはいかなかった。
とにかく、激痛の原因を知りたい、と思い、家の近所まで戻り、整形外科を探すことにした。以前、肋骨が折れたときに行った整形外科の先生は、「アレ医者」だったので、もう2度と行きたくない。別の整形外科を探すと、最寄りの駅のすぐ近くに整形外科があるのを見つけた。
「どうしました?」
「数日前から、背中側の右の肋骨のあたりが痛みまして…」僕は、どういうときに激痛を感じるかを、具体的に話した。
「そうですか…原因に心当たりはありますか?たとえば、どこかにぶつかったとか…」
「いいえ、心当たりがありません」
その先生は、先ほど受付で僕が書いた、問診票を見つめた。そこには、僕の病歴が書いてある。そこを見て、一瞬たじろいだ。というか、初診のお医者さんのなかで、僕の病歴を見てたじろがない人はいない。それほど僕の病歴は一筋縄ではいかないのだ。
「ちょっとレントゲンを撮ってみましょう」
こっちもそれを期待していたんだ、と思いつつ、レントゲン室でレントゲンを撮ってもらう。しばらくしてまた診察室に呼ばれた。
レントゲンの写真を見せてもらう。
「肋骨は折れていないようですねぇ」
「そうですか」
「重篤な病気の可能性も考えましたけれど、レントゲン写真を見る限りでは、それもないようです」
「そうですか」僕は安堵した。先生もやはり重篤な病気の可能性を考えたんだな。
「考えられる可能性としては、筋肉の付着部の損傷です。最近、重い物を持ったりしませんでしたか?」
思い出した!先週の出張で、重い機材を右肩に担いで、バリヤフリーの概念のまったくない建物の2階まで運んだのだ。そればかりではなく、出張中は何度も重い機材を右肩に担いで歩いた。
「思いあたるフシがあります」
「そうですか。ではその可能性が高いでしょう。その痛み、2~3週間は続くと思いますから、その間はできるだけ安静にしてください。重い荷物もなるべく持たないように」
「はぁ」
「湿布薬を処方します。飲み薬までは必要ないでしょう」
ほんとに大丈夫か?と思ったが、こちらから反論できる感じではなかった。
結局、昨日は家に帰ってから、痛くて何もできず、ただ横になるしかなかった。
あまりに痛いので、市販の鎮痛剤を飲んだら、翌朝、痛みがかなり引いていた。
今日の午前中は職場で打合せで、午後は肉体労働である。痛みがだいぶ引いたおかげで、なんとか今日の予定をこなすことができた。
それでも、午後の肉体労働の際に、床にベタッと座っている状態から立ち上がろうとして足を踏ん張ると、肋骨のあたりに激痛が走る。何度かくり返していくうちに、右足を軸にして立ち上がろうとすると激痛が走るが、左足を軸にして立ち上がれば、それほど痛くない、ということに気づいた。
同様に、前かがみになって物を取ろうとするとき、右手で取ろうとすると肋骨が痛いが、左手で取ればそれほど痛くない。
僕はそのコツをつかみ、左足を軸足にして立ち上がるようにした。
なるほど、肋骨が痛む場合は、痛い部位と反対の足を軸足にすれば、立ったり座ったりするときにさほど痛くないのだな。…というか、あまり役に立つ機会のない、どうでもいい知識である。
‥鎮痛剤の効き目が切れてきたのか、また痛みがひどくなってきた。
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コメント
わたくしめと同じ目に合っているもしれませんので、痛い方の胸の裏側の背中も鏡で見て、赤いあざや水ぶくれが出たら、すぐに医者に行って下さい(休日なら救急外来でもよい)。発症後72時間以内に特効薬を飲み始めれば症状は軽くなると言われています。
投稿: 🐢🏥 | 2022年10月 8日 (土) 01時44分
私も最初それを疑いましたが、赤いあざや水ぶくれはいまのところ見られないようです。
投稿: onigawaragonzou | 2022年10月 9日 (日) 23時09分