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エンドロール

11月24日(木)

イベントの準備がのっぴきならない状況になり、気持ちが殺伐としてきている。こういうときこそ、心に余裕を持たなければならない。

昨日の祝日は、4歳の娘と二人で終日いっしょに過ごしたのだが、そういうときは、映画館に映画を観に行けば有意義に過ごすことができる。

いまだったら、さしずめ新海誠監督の『すずめの戸締まり』なのだろうが、バカみたいに混んでいる。猫も杓子も、というやつである。

こうなったら観てやるもんか!と思っていたところ、ちょうどこの日、ディズニーアニメの『ストレンジワールド』の封切り日だったので、そちらを観に行くことにした。

映画の感想は措くとして、僕が注目したのは、最後のエンドロールの部分である。

どんだけの人数で作ってるんだよ!と言いたくなるくらい、長いエンドロールである。

これが日本映画だったら、この半分くらいの人数じゃなかろうか。誰か、エンドロールに出てくる映画にかかわった人の人数の日米比較をやってくれないかなあ。

いや、映画だけではなく、ドラマならどうだろう?

日米比較だけではない。日本の中でも、たとえば30年前のドラマにかかわった人の数と、いまのドラマにかかわっている人の数も、だいぶ違うんじゃなかろうか。予算が減らされている現在は、当然、限られた人数でドラマを制作しているはずである。

こんなことばかり最近気になっているのは、いま準備しているイベントで、実際に手を動かして準備しているイベントのスタッフは、わずか数名だからである。僕を含めて2,3名である、といってよい。もちろん、多くの人の協力はあるのだが、それをとりまとめる作業の負担が、思いのほか大きい。

そもそも世界的なマーケットを持ち、最高級のクオリティーで作られるディズニー映画と、こちらのひっそりしたイベントとは、くらべる方が間違っているのだが、せめてあと一人でも二人でも、下支えしてくれるスタッフがいれば、仕事はそれだけでもかなりの余裕ができるのにと、最近は映画のエンドロールを見るたびに、そんなことを思うのである。

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