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伝わっているのか

1月31日(火)

映画の宣伝のために、外国から俳優さんが来たりするでしょう?トム・クルーズとか。

トム・クルーズで思い出したけれど、以前、フジテレビのめざましテレビで、軽部アナウンサーがトム・クルーズにたんにインタビューしている様子を、「対談 トム・クルーズVS軽部真一」と称していて、「対談かよ!」とツッコミを入れたのが、武田砂鉄氏である。

だいたい、軽部アナまわりのニュース、というのは、「死ぬほどどうでもいいニュース」と相場が決まっているのだ。

…話が逸れた。

入れ替わり立ち替わり、インタビュアーが俳優に映画の話を聞いたりする。すると俳優は、そのたびに同じようなことを答えなければならない。

見ていてたいへんだなあと思っていたのだが、いまの僕も、そんな感じである。

メディアまわりをしてイベントの宣伝をしたり、あるいは取材みたいなものを申し込まれてそれに答えたり、そのたびに同じようなことを話すのは、けっこう飽きる。

以前、大手新聞社の取材を受けた、という話を書いたと思うが、昨日は、超ローカルな新聞、…新聞と銘打っているが、地域の密着情報を伝える「○○だより」みたいなものを発行しているところから取材を受けた。公のものではなく、民間団体みたいなところが作っている新聞なのだろうか。よくわからない。

事前に送られてきたバックナンバーを見ると、「地域のお買い得情報」みたいなものが中心の新聞である。しかも驚いたことに、「○○市西部版」と書いていて、「○○市」全体ではなく、市の西半分にだけ配られる新聞のようだ。どんだけローカルなんだ???

取材を受けろというのは職場命令なので、致し方がない。

「レポーター」と称する人が来て、小一時間ばかり取材を受けた。

「私、全然わかりません」というので、噛んで含めるように説明をした。

予定の1時間が経過し、「ありがとうございました。これを私のほうで700字にまとめて記事にします」

えええぇぇっ!!!たったの700字???いや逆に、700字で適切にまとめられたら、それはそれですごいことである。

バックナンバーから察するに、「地域のお買い得情報」の横に、小さく記事が載るんだろうな。楽しみである。

ところで、僕が書いたり喋ったりすることは、どれだけ伝わっているのだろうか?と、時々不安になる。

このブログも、「何を書いているかまったくわからない」と思われているんじゃないだろうか、と、最近、とくに不安になってきた。

ま、わかってもらおうと思って書いているわけではないので、別にかまわないのだが。

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