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何でも言って!

1月13日(金)

今週も、よくぞ、よくぞ「アシタノカレッジ金曜日」のアフタートークまでたどり着きました!

ようやくひとり合宿から解放されたが、体調はいまひとつである。

週明けの月曜日までにやらなければならないことが山ほどあるのだが、さすがに解放直後はまだ身体がふらついていて、込み入った思考をすることができない。週末の間になんとかしなければならない。

3月のイベントの準備のスケジュールがかなりキツくなってきた。このままでは終わりそうにない。

少し前、ある人から、

「手伝うから、何でも言って!」

と言われたのだが、僕は、はなはだ身勝手な感情だが、この言葉が苦手である。

以前、あるおそば屋さんに入ったことがある。こぢんまりしたおそば屋さんで、お客もそんなにいるわけではない。

威勢のいいおばちゃんが給仕をしていた。よくいるでしょう。威勢のいいわりに、手際の悪い店員さん。あんな感じの店員さんだったので、僕はちょっと苦手なタイプだった。

最初にお茶が運ばれてくる。その後におそばを注文して、おそばができあがったら、その店員さんが持ってくる、という、どの店にも共通する段取りである。

そこは問題ではない。問題なのは、おそばが運ばれてきたとき、

「お茶が足りなかったら言ってくださいね」

と、必ず言うのである。

いやいや、言ってくださいね、じゃねえだろ!いま見てお茶が少なくなっていたら、黙ってお茶を注いでくれよ!なんでこっちから「お茶ください!」と言わなきゃならないんだよ!その手間が面倒くさいんだよ!

…と思ってしまう僕は、わがままだろうか。

しかし、とくだん忙しいお店ではないのだ。客のお茶が少なくなっていると思ったら、店員が気づいてお茶を注ぎに来るべきだろう!と思ってしまうのだ。

だから、「何でも言ってくださいね」という言葉をかけられると、あまりいい気持ちはしないのである。

「手伝うから何でも言って!」というのも同様である。こっちで手伝うことを見つけないといけないのがまた、手間なのだ。しかも、そう言ってくれた人がふだんどれほど忙しいかわからないから、どのていどの仕事を任せたらいいか、わからない。そもそも、本来の業務ではない仕事をお願いする身としては、その案配がわからないのである。

「○○について手伝います」とはっきり言ってもらえると、こちらも安心してお願いしやすくなる。この人は、○○の作業であれば自分の持ち時間の中でできるのだなとわかるからである。

…ま、こちらの完全なわがままであることは百も承知で書いているのだが。

さて、

「手伝うから、何でも言って!」

と言った人は、それからトンと姿を見せない。ま、本気ではなかったのだろう。

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コメント

「手伝うから、何でも言って!」と言った人は、それからトンと姿を見せない。ま、本気ではなかったのだろう。

しかし、そう言った人の心がけは嬉しかった。

やがて秋も深まった頃、一人のお客さんが来た。

その人は、いつものように、

「何でも言って!とは言っても、年賀状で愛娘にイベント宣伝を手伝わせるようなことはできない。AIにコメント欄の執筆を手伝わせるのとは、わけが違う」

と声をかけて玄関に立ったまま動かなかった。私が出てみると、四十歳

投稿: AIと🐢 | 2023年1月14日 (土) 11時06分

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