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写メは死語じゃなかろうか

2月17日(金)

今週も、よくぞ、よくぞ「アシタノカレッジ金曜日」のアフタートークまでたどり着きました。

今週もほんとうに疲れた。

1週間ずっと校正をしていてとくに何も書くことはないので、ちょっとした愚痴を書くことにする。

先日、いちおう「新聞」と名乗っているが、「○○だより」的な超ローカルなコミュニティー紙の取材を受けた、と書いた。

そのコミュニティー紙のレポーターと称する方は、新聞にたとえると専属の記者ということなのだろう。

「間違いがあっちゃいけない」ということで、ボイスレコーダーを机の上に置き、僕の発言の内容を一言一句逃すまいと録音していた。

1時間ほど喋ったのだが、それを700字くらいの記事にまとめるのだという。この複雑な内容を700字でまとめられるのだろうかと不安がよぎったが、こういう記事を書くのは数多く経験しているのだろうから、心配ないだろうと思った。

一昨日、さっそくその記事がうちの広報担当を経由して送られてきて、「情報が正確か、ご確認ください」とあった。

さっそくその原稿を読んでみると、頭がクラクラしてしまった。

えーっと、どこから手をつけたらいいだろう。

僕の話はたしかに難しかったし、レポーターの方は、それをなんとかわかりやすく表現しようとがんばったのだろうという努力の跡はもちろんうかがえるのだが、僕の話したことが曲解して書かれていたり、僕が話してもいない単語が出てきたりと、なんとかわかりやすくまとめようとした挙げ句に、完全に破綻してしまったのだ。

「どうです?わかりやすい記事でしょう」という雰囲気が記事文章からガンガン感じ取れるのだが、これはあれだな、わかりやすさの方向性を完全に間違えちゃったんだな。

なかでも僕が気になったのは、

「いまならさしずめ写メだろうが」

みたいな表現が出てきて、おいおい、「写メ」って死語だろうと可笑しくてたまらなかった。

いまの若い人に「写メ」といって通じるのか?それとも高齢者向けにあえて「写メ」という言葉を使ったのだろうか?それにしても、あたりまえのように「写メ」という言葉を使っている言語感覚に、僕は困惑を隠しきれなかったのである。「写メは死語なのでこの部分は削除してください」とコメントしたのだが、少しアタリがキツかっただろうか。ほかにもガンガンと修正したが、僕の心は折れそうになり、途中で修正する気力もすっかりなくなってしまった。

もっとガンガン修正を続けた方がよかっただろうか。それとも、大人げないほどに文章に手を入れるのではなく、記事にまとめることを得意と自負されているそのレポーターのプライドを守った方がよかっただろうか。

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コメント

何が旅の空だ。
眉間に傷を負わせやがって、
俺は旗本退屈男か。
高評価を信じた俺がバカだった。
真実はむしろ最低評価の方にあったのだから。
うわべだけ取材した提灯記事は、
写メ映えと成功譚ばかりだ。
本当は人も書物も、ないがしろにしてるのに。
よい子の読者のみなさんは絶対行くなよ。

投稿: 🐢😡 | 2023年2月18日 (土) 18時41分

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