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クセが強い親方

2月10日(金)

今週も、よくぞ、よくぞ「アシタノカレッジ金曜日」のアフタートークまでたどり着きました!

今週は、というか、今週も、ひたすら校正の毎日であった。

校正したものを戻すと、とたんにまた別の校正がやってくる。それを返すと、こんどはひとつ前に戻した校正がふたたびやってくる。ほとんどわんこそばのように、校正が次から次へとやってくるのである。

校正で直したつもりでも、次の校正でまた新たな誤りを発見したり、どうしても気になるところは書き換えたり、途中で表記の方針転換をしてそれに合わせてまた最初から全部見直して漏れなくその方針転換を反映させたりと、やり出すときりがない。

イベントにはいろいろな人が見に来るので、どこをどうツッコまれるかわからない。正確な事実を記載をしなければならないのはもちろんのこと、足下をすくわれないような表現を心がけなければならない。もちろん、誤字があったら笑い物だし、一つ一つについてクレジットタイトルを正確に書かなければ失礼にあたる。

3校なのに初校みたいに真っ赤になってる!!!あとは念校しかないのに!!!

…というのがいまの状況である。

しかしそればかりにかかりっきりにもなれず、今日はイベントで必要な照明の打合せも行った。

打合せはZoomで行ったのだが、Zoomの画面に現れたのは、クセの強そうなひげ面の親方風の人と、その弟子にあたる物腰の柔らかそうな若い人の二人だった。親方風の人の口調から、その二人が師弟関係にあることが瞬時に理解できた。

なにしろ僕は初めての経験なので、打合せといってもどんな風に打ち合わせしていいのかわからない。こっちは照明のことなんぞまったくわからないド素人なのである。こことここは照明を強調してください、とか、ここは抑え気味に、など、ド素人の僕が照明のプロにいろいろと要望を出さなければならないのだ。

これまでいろいろな業者と打合せをしてきたが、僕のクドい説明を辛抱強く聞いてくれる業者もいる一方で、今日の照明業者さんの場合は、お忙しい上に、おそらく短気な性格であることが察せられ、あまりクドい説明はできない雰囲気だった。考えてみれば職人さんはむかしから短気な性格だと相場が決まっている。

ひげ面の親方が、僕のボンヤリとした下手な説明を聞いて、僕の中のイメージを瞬時に理解し、それを若い弟子に伝えていく。親方のごく短い言葉を聞いて、若い弟子は現場でどんなことをすればよいのかを理解する。その関係性が、なんともおもしろかった。

打合せは45分くらいで終わった。あとは、現場でプロの仕事を見せていただくのが楽しみである。

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