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微妙に遠い場所

3月28日(火)

「イベントが開幕したら、少しは落ち着いたでしょう」と言われることがあるが、とんでもない話である。

イベントは、開幕した当初は、じつに不完全な存在で、日々少しずつ進化をしながら、完成形に近づけていく。

昨日は、イベントにかかわるあるものを運搬するために、都心まで車を運転し、職場までそれを運び込んだ。

それだけでも疲れてしまったのだが、今日は、やはりイベントにかかわる別のものをお借りするために、新幹線に乗って西に向かう。

屈指の観光地であるその町は、ちょうど桜の季節であることも相俟って、びっくりするくらい多くの人でごった返していた。

新幹線の駅には、少し早めに着いたつもりだったが、バスに乗って目的地に向かおうとすると、道路が大渋滞で、結局約束の時間ギリギリに到着した。

そこで、「トラック野郎」と合流し、2件の仕事を終え、お借りしたものをトラックに積み込んだ。この日は、お借りしたものをいったん近くの倉庫に保管して、翌日の朝、トラックで職場に向かうことになっている。

しかしその倉庫というのが、町の中心地から少し離れたところにあって、そこまで行くのにまた、渋滞に阻まれて時間がかかった。

ようやく着いたその場所は、郊外の見知らぬ土地だった。倉庫に仮置きした後、

「では、明日の朝8時にこの場所でお目にかかりましょう」と、「トラック野郎」が言った。

「あのう…最寄りの駅はどこですか?」

てっきり、「トラック野郎」が最寄りの駅までトラックに乗せてくれるのかと思ったが、そういうわけではないようだ。今日の宿泊先には自力で戻らなければならない。

「トラック野郎」は、事細かに、最寄りの駅に行くためのバス停の場所を教えてくれたのだが、そのバス停まで行くのがまた、足の痛い僕にとっては苦痛である。

それでもなんとかバス停にまでたどり着き、最寄りの駅までたどり着いた。なんだかんだで宿泊先まで1時間ほどかかった。

明日はトラックに10時間以上乗らなければならず、職場に着くのは夜である。

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