解説の日々
4月21日(金)
午後、来日した韓国人の友人を案内する。
このイベントを見るためにわざわざ私費で来たというのだから、案内しないわけにはいかない。
しかし僕のかたことの韓国語でこのイベントの内容を説明するのは至難の業だ。幸い、通訳をしてくれる人が一人ついてきてくれたので、僕の片言の韓国語を交えながら、重要なところはその人に訳してもらった。
表情豊かな人で、僕の解説にいちいち感動してくれるので、こちらも説明のしがいがあった。その人は最後に、
「これは映画ですよ、映画!」
と、イベントを総括してくれた。何度も書いているように、僕は、このイベントを1本の映画を作るつもりで作ったので、その意図が伝わったことに感動した。
いままでそんなふうに、このイベントをはっきりと映画にたとえてくれた人はいなかった。さすが、韓国は映画の国である。
3時間ほど説明して別れた。
4月22日(土)
オープンと同時に、前の職場の教え子が2人、遠いところをわざわざ来てくれた。
以前もこの二人は、この種のイベントを見に来てくれたことがあり、今回も来てもらいたいなあと思い、こちらから連絡をとったのだった。教え子にたいして僕の方から来てくださいとお願いしたのは、この二人だけである。
本来であれば久しぶりに会食の時間を設けたかったのだが、僕の側の事情で、会食が禁じられているので、その旨を伝えると、午後に都内に移動してヌン活をするという。午後の決まった時間に都内でヌン活をするためには、こちらを12時頃にでなければならない。つまり、与えられた時間は2時間ほどである。
解説をしていたら、あっという間に2時間になってしまった。
別れ際、
「お話をずっと聞いているうちに、先生って、そんな感じだったなぁと思い出しました」
と言ってくれた。たしかに僕は、むかしから説明がクドかった。変わらないということは、おそらくよいことなのだろう。
慌ただしく別れたあと、午後からは何組かのお客さんが来るので、引き続きイベント会場で解説をする。
結局、イベント終了時間までずっとイベント会場にはりついたままだった。5時間くらい解説しただろうか。ドッと疲労した。
明日からはしばらく入院で、このブログの更新も滞りがちになりますので、よろしくよろしく。
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