カウントダウン
5月6日(土)
イベント最終日の前日。
団体客30名ほどが、遠くからこのイベントのためにおいでになることになった。
やんごとなきお方とそのご一行が30名弱、そして、もう一組、別のやんごとなき方のご一行が4~5名ほど、同時にいらっしゃるというのである。
そのご一行30名ほどの前で、「懇談会」と称して、僕を含めたプロジェクトチームの4人が今回のイベントについて1時間半ほどお話ししなければならない。その時間は午後からなのだが、失礼があっちゃいけないと思い、朝から待機し、プロジェクターの動作確認を何度もしたりした。
そうこうしているうちに、11時半になった。予定では、11時半に到着して、各自自由行動をとってもらい、13時半から1時間半ほどが懇談会なので、その時間だけ待機すればよいということだったのだが、そうも言っていられない。11時半に玄関でお迎えして、ご挨拶をして、そのままほったらかしにするわけにも行かないので、イベント会場にみなさんをお連れして、そこで少しの時間説明をする。
「みなさん、お昼ごはんはよろしいんですか?」
と聞くと、
「ええ、バスの中ですませてきましたから」
とのことだった。イベント会場のレストランはお昼になると満席になってしまうので、どうしようと心配していたのだが、杞憂に終わった。
会場での簡単な説明が終わり、ほんのわずかの時間で昼食を済ませ、13時半にイベント会場とは別の部屋で、「懇談会」を行った。懇談会は15時に終了した。
「さあ、記念写真を撮りましょう」
玄関を出て、みんなで記念写真を撮り、ご一行は慌ただしく帰って行かれた。
やれやれ、失礼なことにならなくてほんとうによかったと、一同はホッと胸をなで下ろした。
もう一つ約束があった。高校の吹奏楽部の5年下の後輩が、朝からこのイベントに来場しているのである。通算3回目の来場である。
過去2回は、イベントの関連イベントに参加してくれたのだが、こっちはテンパっていて、ほとんど話をする時間がなかった。そこで、最後にもう1回来場し、時間をとってお話をすることになったのである。
いくら物好きでも、3回もこのイベントに来る人はそうはいない。そこに僕は敬意を表した。
緊張する団体客対応も終わり、ホッとして、小一時間ほど、後輩と話をした。おもにイベントの裏話。打てば響くような対話が、とても心地よく、少しリフレッシュできた。
「こんどは鬼瓦先輩を囲む会をやりましょう」
と、その後輩は言って、会場をあとにした。
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