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ヘルパンギーナ

7月12日(水)

5歳の娘が高熱を出した。

しかしそれ以外、著しい喉の痛みを訴えるとか、咳が止まらないとか、といった症状はない。

しかし心配なのは、新型コロナウイルスに感染した可能性である。

政府は断固として認めていないが、医療関係者の中には第9派に入ったとの見解もある。実際、身の回りには新型コロナウィルスに感染した人が結構いたりする。

先週末、とある出張に出かけたプロジェクトチームのうち、わかっているだけで5人もの人が、出張から帰った後、ほぼ同時に新型コロナウィルスに感染したという。明らかに出張の際に集団感染したものである。おおかた、出張中の宴会で感染したのだろう。

そんなこともあったので、こっちも新型コロナウィルスを心配しないわけにはいかない。もしそうだとしたら、直近の予定を見直さなければならない。

かかりつけの小児科クリニックに朝一番で予約を取ることにする。妻は朝から仕事なので、小児科に連れていく役目は僕である。

朝9時に診察が始まるのだが、その30分前、8時30分から診察受付が始まる。しかも、電話などではなく、Web予約である。

予約をするためには、アプリをダウンロードして登録しなければならない。まずは急いでその作業を行う。

「8時30分になったら、すぐに予約ボタンを押すように。そのためには、あらかじめアプリの画面を開いておくように」

とアドバイスされた。まるで、人気アイドルグループのコンサートのチケットを予約するがごとくである。

8時30分になった途端、予約ボタンを押し、出てきた場面に「症状」と「体温」を急いで入力して、「確定」を押したところ、

「受付番号 33番」

と表示された。つまり、すでに32人待ちということである。あれだけ急いでボタンを押したのに。

たいていは僕よりも若い親だから、そういう仕組みに慣れているのだろう。しかし悔しい。

1時間半以上たって、ようやく待ち人数が一桁になり、自宅を出て小児科に向かう。それにしても尋常ではない暑さである。

ようやく診察が始まる。

「念のため、溶連菌とコロナの検査をしておきましょう」

溶連菌は喉の奥の唾液を取り、コロナは鼻の奥の粘膜をとる。いずれも細い棒を喉や鼻の深いところまで突っ込む。娘はこれが大の苦手だったが、今回は泣かずによく頑張った。

しばらくして結果が出た。「どちらも陰性ですね」

「すると、ヘルパンギーナか何かですか?」

僕は最近覚えたばかりの「ヘルパンギーナ」という言葉を出してみた。

「そうですね。その可能性が高いです。ヘルパンギーナは、対症療法をするしかないので、熱冷ましのお薬を出しておきます。お熱が下がれば登園もできます」

「そうですか」

僕は安心した。とりあえずこれで、当面の予定は変更せずにすむ。

「いいかい。ご飯を食べたら、お薬を飲んで、お昼寝するんだよ」

娘はその言いつけを守った。

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コメント

植木屋さん、鯉の洗いの口直しに、ヘルパンギーナはいかがかね?

だから、俺はヘルパンギーナなんか嫌いだと言っただろう。娘がかかって大変だったんだから。

これ奥や、ヘルパンギーナを出してくれ。

鞍馬から牛若丸が出でまして、名も九郎判官義経...

そうか...ではベンケーシーに診させておけ。

投稿: 🐢🥬 | 2023年7月13日 (木) 08時54分

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