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子どもキャンプ

5歳の娘は、8月25日(金)から2泊3日の夏休みの子どもキャンプに出かけた。

長野県に、子どもたちに自然に親しむための野外教育活動を企画する会社があり、そこに申し込んだのである。

25日の朝8時に、新宿にある都庁大型バス駐車場から出発するという。聞いてみると、東京からだけでなく、名古屋や京都からもバスを出して、大勢の子どもたちとキャンプをするらしい。

25日早朝、妻は都庁大型バス駐車場まで連れていき、娘がバスに乗るのを見送ることになったのだが、僕もその運転手として目的地まで同行した。そのあとそのまま職場に行き、その日の午後から行われる韓国の会社の社長との昼食懇談会を準備し、その昼食懇談会に参加した。考えてみればこの日は朝早かったのだ。どおりで疲れたわけだ。

で、今日、娘が帰ってくる日である。バスはお昼の12時に、行きと同じ都庁大型バス駐車場に到着するという。

ただこの日は、今度は妻が出張で離島に行くことになっていた。出発は羽田空港からの早朝便である。自宅から最も近いリムジンバスに乗れば羽田空港まで楽にたどり着くのだが、しかしあまり早朝すぎて、そこにたどり着くまでが一苦労である。ということで、早朝4時台に起きて、朝5時40分のリムジンバスに間に合うように、僕がまた運転手となった。

いったん自宅に戻り、今度はバスと電車を乗り継いで都庁大型バス駐車場に向かう。なぜ帰りも車ではないのか、というと、行きは妻がバス乗り場まで連れていくことになっていたので、僕は二人を車から降ろしてすぐに職場に向かうことができたのだが、帰りは僕一人が迎えに行くことになる。その近くには一般車を停められるような駐車場がないので、当然車ではなく公共交通機関を使わないといけない。

到着予定の30分前に都庁大型バス駐車場に着いたのだが、あたりには人っ子一人いない。高架下で直射日光が当たらないとはいえ、湿度が高いせいか、暑くて汗が止まらない。ほんとうにこの場所でよいのか、不安になってきた。

やがて二人組の女性がやってきて、僕の顔を見るなり話しかけた。

「…ひょっとして、子どもキャンプのお迎えですか?」

「ええ、そうです」

「バスは時間どおりに到着する予定です」

「そうなんですか?」

「ええ、暑いでしょうから、どこか涼しいところでお待ちください」

わかりました、とは言ったものの、近くに涼しいところがあるのか分からない。とりあえず高架下の駐車場を出ると、ちょうどはす向かいのところに高層ビルがあり、その地下にチェーン店のカフェがあったので、そこで時間を潰した。

11時50分過ぎにカフェを出て、再び都庁大型バス駐車場に向かうと、こんどは黒山の人だかり。一体この人たちはどこから湧いてきたのだろうと思うほど、駐車場は俄然賑やかになっていた。

やがて大型バスが到着した。子どもたちがバスの前方扉からひとりひとり、まるで「朝まで生テレビ」のオープニングの出演者の登場シーンみたいな感じで降りてくるのだが、どうやらうちの娘はこのバスには乗ってなさそうだ。

バスから降りた子どもたちは、キャンプで習った歌を一通り歌いながら、解散式を行ったのだが、自分の娘がいない解散式を眺めても仕方がないので、次のバスが到着するのを待つことにした。

少し時間をおいて、次々にバスがやってきた。びっくりしたのは、最終的には大型バスが5台もあったことである。このほかに、名古屋方面や京都方面に子どもたちを送るバスもあったのだとすると、いったい何人の子どもたちが子どもキャンプに参加したのか???

あとから来た4台のバスからも、続々と子どもたちが降りてくるのだが、うちの娘がどのバスから降りてくるのか、まったくわからない。

結局、娘を見つけることができなかった。

おかしいなあ、と思い、最初のバスのところに戻ると、見覚えのある子どもがスタッフの横で泣いている。よく見るとうちの娘だった。なんと、最初に着いたバスに娘が乗っていたのを、僕は気づかなかったのだ。あれだけ目を皿のようにして降りてくる子どもたちを見ていたのに。

「解散式は終わったので、このままお帰りくださ~い」

と、スタッフの人に言われたのだが、こんなことなら最初の解散式をもっと真剣に見ておくべきだった。

「キャンプは楽しかった?」

「楽しかった」

「泣かなかった?」

「テントで寝ているときに、寂しくてちょっと泣いた」

来年も参加したいと思ってくれるかどうかは、微妙なところである。

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コメント

あんまり暑すぎるから、電光石火のごとく大人キャンプを決行したものの、フェリーで海を渡って、2日間レンタカーを死ぬ気で運転してやっと着いたのに、なぜ今の気温が29度なのだ。もうこれ以上北に行けないよ。ねえ、間宮さん。

投稿: こぶぎ(旅の空) | 2023年8月31日 (木) 10時28分

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