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今年の新語流行語大賞(予想)

9月15日(金)

今週も、よくぞよくぞ、「武田砂鉄のプレ金ナイト」のアフタートークまでたどり着きました!

いきなりですが、今年の新語流行語大賞を予想します!

今年の新語流行語大賞は、「アレ」です!!!

根拠は明白。新語流行語大賞を選ぶ審査の人たちは、まちがいなく野球好きのオジさんたちばかりだと思われるからだ。

ここ最近の大賞を見てみても〈カッコ内は受賞者〉、

2015年「トリプルスリー」(柳田悠岐/福岡ソフトバンクホークス、山田哲人/東京ヤクルトスワローズ)

2016年「神ってる」(緒方孝市監督/鈴木誠也外野手/広島東洋カープ)

2021年「リアル二刀流/ショータイム」(大谷翔平/ロサンゼルス・エンゼルス)

2022年「村神様」(村上宗隆/東京ヤクルトスワローズ)

とまあ、野球に関する言葉が大賞に選ばれているのである。

これって、ほんとうに流行ったのか?

「流行語」といわれた言葉はおろか、受賞者の野球選手・監督の名前が、大谷翔平以外はひとっつもわからない。なぜならまったく野球に興味がないから。

それにこれらの言葉は、ほんとうに流行したのか?「神ってる」と言ってる人を見たことないぞ。むしろ「スピってる」のほうがふだんよく使うぞ(「東京ポッド許可局」発)。

「村神様」なんて、絶対に「神様・仏様・稲尾様」からの連想としか思えない。つまり、野球好きのオジさんたちがノスタルジーからこの言葉を生み出し、それを勝手に流行語大賞にした疑いが強いのだ。まるで自作自演である。

そう考えると、今年の流行語大賞は「アレ」しかない。

数日前だったか、阪神タイガースがリーグ優勝をしたそうなのだが、岡田彰布監督は、チームにマジックが点灯したくらいから(この「マジックが点灯」という言葉も、野球に興味のない僕からしたらよくわからない言葉である)、選手に「優勝」のプレッシャーを与えないように、「優勝」とは言わずに、「アレ」と言い換えたのだという。つまり「優勝」という言葉を使うのは禁止で、代わりに「アレ」という隠語を使った、というのである。

…という話で思い出したのだが、創業者の名前を冠している大手芸能事務所の社名について、その創業者が数十年にわたり、人類史上に類をみない犯罪行為を犯したことが、その創業者の没後に問題となり、その犯罪者の名前を社名に残し続けていいのか、とだれもが思っているにもかかわらず、当の大手芸能事務所は意に介さず、その社名を使い続けている。

しかし、実際にテレビを見てみると、最近は所属タレントの口から所属事務所名が出ることが少なくなったし、まわりの出演者もなるべくその大手芸能事務所の名前をほとんど口にしないことに気づいた。つまり出演者や被害者にダメージを与える社名だということに、だれもが気づいたのである。

もうさ、「アレ事務所」と改名したほうがよくね?

…ということを、阪神タイガースそのファンたちが「優勝」をいう言葉を避けて「アレ」と言い換えてるのを見て、思いついたのである。

そんなことはともかく、もし「アレ」が受賞したら、受賞者はだれもが知っている岡田彰布監督となり、なかなか映える授賞式になるのではないだろうか。ということで、かなり高い確率で「アレ」が受賞すると考えたわけである。

個人的な希望をいえば、今年の新語流行語大賞は「ひもづけ」になってほしいと思うけどね。

そんなことより、阪神タイガースが優勝したことは、僕にとってかなり憂鬱である。

思い出すのは、1985年、僕が高校1年のとき、阪神タイガースは初のリーグ優勝、そして日本一に輝いた。

同じクラスにテニス部のK君という人がいて、このK君がむかしからのタイガースファンだった。

タイガースファンは一人だけで、それ以外の多くは、ジャイアンツファンだったと思う。

高1のクラスの男どもは、休み時間になると毎日のように野球話に興じ、ターゲットは自然とタイガースファンのK君となった。K君が、クラスのムードメーカー的な存在だったこともあり、みんながイジりやすかったのだろう。

やれジャイアンツが強いとか、タイガースが弱いとか、そんなことを飽きもせずに毎日言い合っていて、野球に関心のない僕は、どうして一つのチームにそれほどまでに肩入れできるのだろう?どうして好きなチームを一つだけ決めることができるのだろう?と、半ば呆れながら彼らの会話を横で聞いていた。

ところが、である。

高1の秋になると、形勢が逆転する。K君が応援しているタイガースがリーグ優勝し、さらには日本一となったのだ。

K君は「やっと俺の時代が来た」とばかりにマウントを取り始めた。心なしか声もでかくなった。まわりの同級生も、K君の強運さに舌を巻くばかりだった。ま、今から思えば、全然たいしたことではないのだが。

なぜこのことを思い出したかというと、再来月初旬に、高校のクラス会があるからである。

行かないつもりでいたが、お世話になった担任の先生もおいでになるというので、やはり担任の先生とは会えるときにあっておきたいと思い、出席の返事を出した。

僕が懸念しているのは、同級生の男どもの間で、野球話に花が咲くのではないか、ということである。しかも、高1の時に阪神が優勝して、あれから40年近く経って久しぶりにクラス会をしようとなった年に、また阪神が優勝したのである。こうなると、野球の話題が出ないということはありえない。

あ~、野球にまったく関心のない僕は、その場をどうやってやり過ごそうか。

そのことを考えると、ひどく憂鬱になるのである。

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