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憂鬱な年末調整

11月16日(木)

すっかり失念していたのだが、今年度から年末調整が、紙で提出するのではなく、パソコンに入力する方式に代わったのだった。

いよっ!デジタル社会!

今年度から入力方式になりますよ、と連絡が来たのが11月2日(木)。入力の締切を確認すると、11月16日(木)厳守だった。

何だ、けっこう時間の余裕があるじゃん、と思っていたら、意外と余裕がないことに気づいた。

通知文をよく読むと、職場の外からは入力できません。職場内でのパソコンからしか入力できません、とある。

ゲゲッ!

翌3日(金)から3連休、5日(日)から11日(土)までの1週間は妻が出張で、保育園の送り迎えは僕がやらないといけない。もちろん送り迎えの合間に出勤するのだが、職場には短時間しかいられず、仕事が多すぎて入力する時間がない。

12日(日)の休日をはさんで、13日(月)~15日(水)は「ひとり合宿」のために休暇を取った。16日(木)の日中は、車で片道1時間半ほどかかる総合病院での診察がある。

ゲゲゲッ!!職場に行って入力するチャンスがあるのは、最終日・16日(木)の午後遅くの時間だけじゃん!全然時間がない!

16日(木)、病院での検査を終えると一目散に職場に向かう。到着したのが15時半だった。

そのまま担当部署に向かう。実は入力のやり方がよくわからないので、担当事務の部屋に行ってパソコンを使わせてもらって、説明を聞きながら入力しようと思ったのだ。なんとか勤務時間には間に合った。

IDとパスワードを入れる。

「IDは何を入れればいいのですか?」

「ここで働く人ひとりひとりが持っている個人番号です。」

「ああ、あれね」

IDとパスワードを入力してログインしようと思うのだが、何度やっても「IDが間違っている」という表示が出る。

おかしいなあと思ってIDを見直してみたら、自分の個人番号ではなく、銀行の口座番号を入力していたのだった。間抜けな話だ。

あらためて個人番号とパスワードを入力したら、ようやくログインができて、入力すべき項目を開くことができた。

「え~っと、この欄は何だっけ?これでいいのか?」

「ここの記入欄は何も入力しなくてよかったんだな?」

と、ブツブツと独り言を言いながら入力していくのだが、1回もエラー表示を出さずに入力できたページは、ただの一つもなかった。エラーが出るたびに原因を究明するのだが、そのすべては私のタイプミスである。

結局、年末調整の書類を入力するだけで1時間もかかってしまった。

しかしまあこれからは徐々に慣れていくのだろう。慣れていけば、紙で書くときより大幅な省力化が図られるはずである。これぞデジタル化社会である。

「すみません。ところで保険会社から年末調整に必要だというはがきが来たのですが、どうすればよいのですか?」

「台紙にのりで貼って提出してください」

えええぇぇぇっ!!!そこはアナログなのかよ!

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コメント

ご無沙汰しております。
保険会社の中の人的にも憂鬱な問題でして、控除証明書も電子申請できるよう御屋形様から求められているのですが、対応しきれていないのが現状です。

まず、控除証明書をダウンロードして国税庁のサイト内のアプリ的なものに噛まして申請する必要があります(利権かな?)

そのためには各保険会社がサイト上に契約者がダウンロードできるよう証明書をアップする必要がありますが、個人情報なのでIDとPWで管理した契約者ごとのページを用意することになります(むちゃくちゃ金かかります)

しかも各人のブラウザ・OS・セキリュティソフト・スキルの関係でダウンロードできなかったりでコールセンターなのかパソコン教室なのかよく分からない状態になったりと、数年前から絶賛迷走中です。

そんなこんなで会社の総務は電子申請画面と紙提出書類の対査で例年以上に残業しているとか・・・。
この国らしいといえばこの国らしいですが。

投稿: 江戸川 | 2023年11月20日 (月) 22時31分

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