手ぶらの日帰り出張
1月30日(火)
新幹線で2時間半ほどかけて、関西の観光都市に向かう。
昨年春のイベントでお世話になった方が、今度はご自身の職場でイベントを開催するということになった。その会期が今週末までということだったので、唯一空いているこの日に、日帰りで見に行くことにしたのである。
少し早めについたので、「高倉健の愛した、円形カウンターのある喫茶店」に立ち寄った。たしか昨年だったか一昨年だったか、訪れたときに、リニューアル工事をするというので閉店していたが、今日行くと、建物自体もなくなっていた。建て直すらしい。まだ当分、ここでコーヒーを飲むことはできない。
そこで、すぐ近くにある「高田渡の歌の舞台となった喫茶店」に入ることにした。実はこっちの方が本店である。僕は初めて入ったが、実に落ち着く空間だった。
いつまでもそこで休んでいたい衝動に駆られたが、約束の時間になったので、喫茶店を出て用務先に向かう。そこで、昨年お世話になった方に久しぶりにご挨拶して、東京駅で買った簡単な手みやげをお渡しした。
そもそも今回の旅は、先方にお渡しする手みやげのほかは、ほとんど手ぶらで移動したのである。正確にいえば、小さなポーチみたいなものを肩から掛けていたので、完全な手ぶらとは言えないが、両手が空いていること自体は事実である。以前だったら、どこに行くのでもノートパソコンを持ち歩いていたのだが、どうせ持っていても使わないのだから、持っていく必要はないことにようやく気づいたのだ。
折しも先日の韓国出張で、できるだけ余計な荷物を持たずに軽装で移動することのありがたみを感じたので、今回はほとんど何も持たずに移動してみることにしたのである。すると、ずいぶん楽だということに気づいた。いままで旅先に余計なものまで持っていったことがバカみたいである。
関西の観光都市での滞在時間は3時間。体調が低空飛行な僕は、それだけでもかなりの疲労を感じ、早めに新幹線で帰ってきた。
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