年賀状はいらない
毎年、高校時代の部活の同期の一人から年賀状をもらうのだが、
「ブログ読んでいます。コバヤシが登場していて嬉しい」
と書いてあった。彼には、僕のブログを通してコバヤシの消息を知ることができることが嬉しいようだ。それにしても、ブログの件はずっと以前に、一度だけ宣伝したような気がしたが、今でも律儀に読んでくれているのは驚きである。もっとも、年賀状を送ることになる年末になって、そういえばあいつはどうしているのだろう、と、このブログを覗く程度なのかもしれないが。
そのコバヤシとは、年賀状のやりとりを今までしたことがない。本当に親しい間柄だと、連絡したいときにいつでも連絡できるという安心感があるから、不要なのかもしれない。
新年が明けて、コバヤシにメールをしたが、今読み返すと、ふだんどおりの書き出しで、新年のあいさつすら書いていなかったことに気づいた。そういえば、コバヤシは喪中だったか…。
お互い「○○殿」と書き始め、文中では、「貴殿」「貴兄」と呼び合うスタイルが定着している。
最近はもっぱらお互いの健康を気遣うあいさつが続いている。こっちはこっちで大変だが、向こうも向こうで大変だ。お互い何かとままならない身体とつきあいながら生活している。
コバヤシからの返信に、「歳を取ってきた為か、あまり興味を持てないことに時間を割くのがだんだん面倒になってきました」とあり、今の僕とまったく同じ心境だということに、不思議と安堵感を覚えた。
| 固定リンク
「コバヤシ」カテゴリの記事
- ブログ職人?ゴーストライター?深夜の世迷い事(2025.05.08)
- サラリーマンとして思うこと(2025.05.01)
- 銀座のバーのマスターは尚も語る ~銀座のBarの矜持~(2025.04.26)
- Re:銀座のバーのマスターは語る ~銀座篇~(2025.04.24)
- 銀座のバーのマスターは語る ~銀座編~(2025.04.20)
コメント