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パーティー行かなあかんねん

3月21日(木)

午前10時からは保育園の卒園式だった。

卒園式が始まる前、さほど広くない卒園式の会場で集合写真を撮るという段取りが組まれていたのだが、卒園する園児が25人で、おおかたひとりにつき保護者2名も写真に写ることになっていたから、全部で75名を1枚の集合写真に収めなければならない。これはなかなかたいへんなことで、ギュウギュウになりながらようやく写真を撮り終えた。その過程でカメラマンが、「男の子は両手をグーにして、女の子は両手を重ねて膝の上に置いてくれると、写真写りがよくなりますよ」という言葉にちょっと引っかかった。

お昼前に卒園式が終わり、お昼ご飯を食べてから、3時過ぎのバスに乗って、今度は卒園パーティー会場に向かう。これまでこのブログでも散々書いてきた、あの「卒園パーティー」である。

卒園パーティーの会場となるお店は、もともと結婚式の2次会などを行う目的のところのようで、プロジェクタなどもデフォルトで設置されていた。ただ、半地下のような場所で、しかも店内が非常に狭い。ここに70人ほどの人数が入るのは正気の沙汰ではない。

椅子やテーブルの数も限られていて、立食するにしてもそれ用のテーブルがなく、居場所を確保するのが難しい。僕は別にだれとも親しくないし、だれからも話しかけられない存在なので、ますます居心地が悪い。しかし5000円も会費を払っているので、絶対に食べ物にはありつきたい。

当初から子どもたちのテンションはMAXだった。つまり「ウルサい」ということである。はたしてこんなカオスな状態で卒園パーティーを始められるのだろうか。あの机上の空論の「司会台本」の通りに行くのだろうかと心配になった。

いよいよ「パパ2人」の司会による卒園パーティーが始まった。最初は司会台本通りに進んでいたが、それは最初だけだった。子どもたちは、食べることと、友だち同士でお話しすることに夢中で、段取りなんぞ関係ないのである。

それでも、大人たちが想定していた余興はすべて予定通りに行われた。結果オーライということだろう。

僕は2時間、だれからも話しかけられることなく、ひたすら居心地の悪さを感じながら所在なく立っていたので、やることといえば人間観察をすることくらいしかない。

なかでも興味深かったのは、司会のお二人の司会ぶりの違いだった。ひとりは司会台本をしっかりと手に持って、台本に書かれたセリフを一言一句違うことなく言おうとするのに対し、もう1人は、台本にしばられずに自由に司会していた。

そのうち子どもたちがマイクを奪い、自分たちで司会をはじめた。それもまた面白かったのだが、マイクを握って離さない何人かの子どもたちは、いずれも保護者が「出たがり」の人ばかりで、出たがりの親の子どもはやはり出たがりなのだとあらためて実感した。

僕は何もしていないのに、狭いところで2時間もいたせいか、すっかりと疲れてしまい、やはりパーティーは苦手だなと再確認した。

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