驚愕のお店屋さんごっこ
3月26日(火)
娘が誕生日を迎え、6歳になった。
最近驚いたことがあった。
娘が保育園で「お店屋さんごっこ」をして遊んだようで、家に帰ってその遊びを再現してくれただが、お金を支払う段になって、娘がこんなひとり芝居をはじめた。
「アイスクリーム、おいくらですか?」
「200円です。お支払いはどうされますか?」
「PayPayで」
「PayPayですね、はいどうぞ」
ピッ!『PayPay!』(カードをタッチしたときに出る音声)
「ありがとうございました」
…いまどきの「お店屋さんごっこ」では現金での支払いをしないことにも驚いたが、それ以上に驚いたのは、娘が絶対に知るはずのないPayPayでの支払いを忠実に再現していたことである。なぜなら、私も妻も、PayPayで支払ったことがなく、そもそもPayPayのアプリも持っていないからである。
「PayPayのこと、だれに教わったの?」
と聞くと、娘は何人ものお友だちの名前をあげて、
「みんな知ってるよ」
と言うではないか。つまり他のお友だちのパパやママは、ふだんからPayPayを使って支払いをしているから、それを見ていた子どもたちが「お店屋さんごっこ」にPayPayの支払いを導入したというわけである。
いつも現金払いやクレジットカード払いをしている僕と妻は、急に取り残された気持ちになった。現実にPayPayでの支払いを見たことのない娘にも、申し訳ない気持ちになった。
といって、今後もPayPayを導入するつもりはない。
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