背広コレクター
4月13日(土)
僕の住むマンションには本やモノが溢れていて、ふつうならば3人家族には十分な広さなのに、それらが生活空間を圧迫している。少しでもスペースを作らなければ小学生になった子どもの勉強部屋が確保できないという危機感から、まずは衣服の整理からはじめることにした。
もう着る機会がないような服を片っ端から捨てていくという方針だったが、各部屋のクローゼットやハンガーラックなどから、僕が買った大量の背広の上下が出てきた。出るわ出るわ、しかもそれが同じ色調のものばかりで、とくにバリエーションがあるわけでもなく、なぜこんなに大量の背広を買ったのか記憶にない。なかには、買った状態のまま1回も着ていない背広もあった。
そもそも僕は、仕事で背広を着ることがほとんどなく、公式的な行事があるとき、1~2カ月に1度、着るか着ないかといった程度である。頻繁に着るならまだしも、これでは週7日の毎日、各曜日ごとに着る背広を決めてとっかえひっかえして着たとしてもなお、着る機会のない背広が残ってしまう、というほどの数である。
思い切って捨てたいところなのだが、どれもまだ十分に着られるので、もったいなくて捨てずに残すことにした。でもその結果、ハンガーラックの大部分が背広の上下で占領されてしまった。これからいったいどれくらい背広を着る機会があるのだろう?
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