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ニューファミリーの休日

5月19日(日)

小1の娘は朝から「カラオケに行きたい」といってきかない。

思いのほか頑固な人間で、泣けば希望が叶うと思っている。

「泣けばすむと思っているところがズルい」(伊武雅刀「子供たちを責めないで」(作詞:秋元康))を地でいくような子どもである。

仕方がないので、家から歩いて20分くらいのところにあるカラオケボックスに連れていくことにした。

ゆっくり歩くこと20分。ようやくカラオケボックスの入口に着くと、

「開店は12:00からです」

と書いてあった。いまは10時。あと2時間ほどある。

娘は今すぐにでもカラオケで歌を歌いたかったようだが、こればかりは仕方がない。いったん家に戻るのも面倒なので、なんとかして、あの手この手を使って2時間をやり過ごすことにした。

しかしそれでも1時間半くらいが限界である。残りの時間をどうしようと思って、ハッと思い出したのが、この近くに居心地のよい喫茶店があるということだった。

さすがに居心地のよい喫茶店だけあって、しかも休日ということもあり、家族連れでごった返していた。少し待つと席が空いたので入ってみると、隣のテーブルには、アラフォーくらいと思われる若くておしゃれな夫婦と、小学生の兄妹の家族4人が陣取っていた。

僕が驚いたのは、そのアラフォーの若くておしゃれな夫婦は、二人ともノートパソコンを開いて、一心不乱に仕事をしている。

見たところ、夫婦は別の会社に勤めていて、それぞれ別の仕事をしている、といった趣である。

おいおい、日曜日の昼間に仕事かよ、と僕は驚いたのだが、一緒にいる子ども2人には、それぞれタブレット端末を持っていて、それでゲームをしているのか動画を観ているのか、とにかく、父母の仕事の邪魔にならないようにおとなしくしている。

それにしても、すぐ横に小学生の子どもがいて、よくこれだけホンイキで仕事ができるものだと、すっかり感心してしまった。

やがてお昼ご飯の時間になり、若い父母はノートパソコンを閉じて仕事をやめ、お昼ご飯を注文して4人で食べ始めた。そして食べ終わると、その喫茶店を出たのであった。

なるほど、これが「ニューファミリー」の休日の過ごし方なのか。うちでは考えられないことである。娘がおとなしくしていることなど考えられない。

せっかくだからと、僕らふたりもこの喫茶店で腹ごしらえをして、午後1時過ぎにカラオケ屋に向かった。開店からまだ1時間くらいしか経っていないにもかかわらず、すでにお店は混んでいた。「延長はできませんよ」と釘を刺されたので、ふだんより少し長めの2時間コースにした。

いつもは娘一人が延々と歌っているのだが、今日は僕も少し歌いたくなり、じつに久しぶりに歌ってみたが、若い時ほど声が出なくなり、音程もはずしたりして、すっかり下手になってしまった(といって若い頃も上手くはなかったが…)。しかしたまに歌うのも悪くない。

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コメント

初めての車中泊の最中である。
いつもの苦行旅ではない。
鬼瓦さんを見習って持参した検便キットも、無事に海を渡った。
旅先でニューファミリーだらけのミュージアムに行った話は、次のオフ会にでも。
警察、もとい検札がくるので、捕まる前に今宵はこれにて。

投稿: こぶぎぱーんち! | 2024年5月20日 (月) 23時11分

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