年に1度の2時間会議
7月24日(水)
今日から週末まで妻が出張なので在宅で仕事をしなければならない。
午後には1年に1度の外部会議があった。本来ならば現地に出向いて参加しなければいけないのだが、現地に赴くとすると片道4時間半くらいかかるので、小1の娘の帰宅時間には間に合わない。やむなくオンライン参加することにした。
会議は13時~15時。事前に送られた会議資料を見ると、「2時間で終わるのかな?」と思うような議題の数である。
議事の進め方としては、最初に担当者たちによる説明をしたあと、そのあとでまとめて外部識者が質問なりコメントなりを言う、というものなのだが、担当者たちの説明だけで1時間40分もかかっていた。予定だとあと20分で討論をしなければならない。
外部識者は12名いる。この種の会議の場合、せっかく出席したのだから爪痕を残さなければならないとだれもが思うので、一人1回は質問なりコメントなりを言いたいと思っているものである。しかし12名全員が質問やコメントを言い出して、それに対して一つ一つ担当者が答えていたら、時間がいくらあっても足りない。それでなくても、1年に1回の会議で、言いたくてウズウズしている外部識者(とくにベテラン)がけっこういるのだ。そういう人たちが話し出すと、時間はさらに長くなる。
案の定、話の長い外部識者もいて、僕を含めた数名は発言の機会を奪われた。
(参加しているのに発言しないんでは、いないのと一緒だな。定足数を満たすためだけに参加したのか…)
せめてもの救いは、オンライン参加だったことだ。これがもし、往復9時間近くかけて対面参加したにもかかわらず無言で帰ったら、なんのために会議に参加したのだろうと絶望的な気分になる。
会議は予定の15時を超過した。僕には発言の機会がないことを悟り、会議中にメールを書いて、機会をもらったら発言しようと思っていた内容を書き出し、担当者にメールをした。Zoomのチャット欄に書いてもよかったのだが、おそらく気づかれないだろうと思ったのだった。
会議は予定より30分ほど超過して終わった。
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